賑わいの絶えないお洒落都市公園と変貌を遂げた東遊園地。連日、昼夜を問わず多くの人々で賑わっていますが、とりわけにぎわい拠点施設として整備されたアーバンピクニック周辺は多くの人々が集まっています。
スタンドからテイクアウトのフードやドリンクを楽しむ人々が列を作っていたり、シェードのある外側のベンチ席で芝生広場を眺めながらドリンクを楽しむ人も多く、真新しい公園で思い思いの時間を過ごせるまさに都心のオアシスとなりました。
しかし今回は以前よりずっと楽しみにしていた店内で食事をしてみたいという一心に駆られて、まずはランチから試してみました。
明るい店内にはテーブル席を中心に多くの席がありますが、今回は1人の利用だったので、カウンター席に案内されました。
カウンター席は東側のメタセコイア並木のある「みちひろば」に面しています。
ランチメニューです。ドリンクにはフレーバーティーが無料で付いてきます。前菜を3種類の中から選択+パスタorメインを選びます。
料理を待っている間、店内を見回してみました。天井から吊り下げられているお洒落なペンダントライト。大きな窓の外には新緑が眩しいです。
みちひろばの木陰を楽しむ人々を眺めていると、窓のすぐ外には子供達が群がってきます。窓の下には野外図書館の本棚があるので、子供達が真剣に本に夢中になっているのを眺めていたら、料理が運ばれてきました。
前菜に注文したのは、「季節の前菜盛り合わせ」。通常メニューは、サラダ2種ですが、+200円で、3段重ねの盛り合わせに変更出来ます。バケットも付いてきました。
盛り合わせは、白身魚のカルパッチョ、モッツァレラチーズのトマト添え、菜の花の乗ったテリーヌ。ガーリックオイルの味がしっかりと付いてどれも美味でした。
パスタはサクラエビのジェノベーゼ。麺はもちもちとした生パスタです。エビの風味とサクッとした食感が最初に来て、後からバジルがやってくる二段階で楽しめるパスタでした。
ラストはゆっくりとアイスコーヒーで締めました。次回は家族でディナータイムも楽しみたいと思います。
WEEKENDが、テイクアウト専門の店舗にならず、想像通りのお洒落なカフェ・レストランになった事は喜ばしいです。
再開発や再整備の醍醐味のひとつはこうした新しいスポットでグルメやアクティビティ、買い物等を楽しむ事ができる点です。街は生き物ですので、停滞する事は許されず、常に新陳代謝を継続していかなければなりません。東遊園地もオープン効果が薄れても、常時、人々が集う空間であり続ける為の工夫は必要かと思います。
三宮・東遊園地 アーバンピクニック内パークキッチン「WEEKEND」でランチを楽しむ
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連休中に短時間訪問しましたが、とても良い整備になりました。
ただ、個人的には違和感があり、「(こどもの本の森も含め)これは大倉山か湊川公園でやってほしかったな、、」と感じていました。
なぜなら、(たまたまかもしれませんが)ファミリー、親子連れ、子供とか結構多くて、居住区域が周辺にある方がより賑わう気がしたのと、三宮は住宅が規制されていますから、芝生の主たる受益者が近隣の居住者なら、いくら賑わっても政策と公園整備の間にミスマッチがあって間違いだからです。
東遊園地は、KIITOなどとも近いので、もう少しアート志向、大規模イベント志向でもよかったような気がしますし、
逆にファミリー層に訴えるのなら、こどもの本の森だけでは足らないようにもと思います。