着々と建設が進み、その圧倒的で威容な存在感を感じられるようになってきた新港第2突堤の神戸アリーナ。神戸ウォーターフロント新時代のランドマークが出現中です。
段々と完成後の形が見えてきました。
前回取材時より屋根の鉄骨建方が開始された模様をお伝えしていましたが、滑らかな曲線を表現するように、V字の谷部から左右に隆起していく部分が形成されつつあります。
その巨大さは、比較的大きな建物が集う新港エリアにあっても圧倒的です。
現在、Bリーグの盛り上がりもあって、全国津々浦々で新アリーナの建設が進んでおり、各地バスケチームのホームアリーナが生まれようとしています。バスケの試合興行のみでは、採算が取れないので、それ以外の音楽、スポーツ、その他イベント誘致が必殺であり、今後、アリーナ同士の競争が激化する事が予想されます。
しかし関西においてはまだ比較的、アリーナの新規建設計画は抑制されており、新アリーナはこの神戸アリーナと万博記念公園内に計画されているアリーナのみとなっています。
アリーナ本体の建設は順調に進んでいますが、北側に突き出た低層棟の建設は基礎構築の段階でまだ留められています。
屋根を北側から眺めます。
このアリーナを訪れる人々は、これから始まるコンサートやスポーツ観戦、イベントに心躍りながら、このアリーナの北側を見て、更なる興奮を覚える事になります。
アリーナの建設が行われている突堤の基部に鎮座する大型倉庫の解体が本格化しました。
解体工事を担当するのは、新長田合同調査や等を手掛けた雲井通の山田工務店。来年9月末までの解体完了を予定しています。
間もなく建物全体を覆う足場が組み立てられて、その解体全容はベールに包まれる事になるでしょう。
倉庫の解体が完了すると、土地の開発が開始されるまで、一時的に新港町西地区再開発エリア全体が海側から見渡せるようになります。
(仮称)神戸アリーナプロジェクト 滑らかな曲線を描く大屋根の構築が進行中
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