昨年12月の取材以来、3ヶ月ぶりのレポートとなる大阪湾岸道路西伸部整備工事 六甲アイランド工区の最新状況です。
前回より遂に開始された高速道路の橋梁工事。今回は橋梁が架橋された区間が伸びて、橋脚3基に渡って高架道路の橋桁が出現しています。
高速道路と言えど、歩道橋と同様に複数よ鉄骨の桁を橋脚間に渡し、その上に鉄筋コンクリートの道路を構築する構造です。
片側3車線・合計6車線の幅員を確保する橋桁が架橋されています。
ようやく高架道路らしくなってきましたが、3ヶ月の工期を経た工事の進捗度合いを考えると、六甲アイランド工区の完成にはまだ数年を要するのではないかと推測します。
現在は東に向かって橋桁工事を進めています。
橋脚は六甲アイランド北ランプへの接続部に向かって徐々に高度を上げていきます。橋桁も勾配を上がる形での構築が進められます。
完全に途中で切断されたように工事が中座して数十年が経過している六甲アイランド北ランプへと続く橋脚。2年後位にはランプへの接続が遂に完成するでしょう。
まだポートアイランド工区や海上区間はまだ設計中で着工にも至っていません。西端の駒栄でも地下区間の工事が続いています。現場、全区間における工事の進捗率は15%程でしょうか。現在、設計中の区間を早期に着工し、同時並行で進めなければ、2030年の開通は到底難しいと思われ、現実的には2035年位の完成が想定なのではないかと思われます。
大阪湾岸道路西伸部整備工事 六甲アイランド工区 六甲アイランド北ランプに向かって橋梁構築が進捗
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まずポーアイまででも早く開通させてほしいですね。