芦屋

地域探訪: 芦屋・JR芦屋駅改良工事 新駅舎外観の完成が近づく 駅南側では再開発に向けた動きや新店舗棟も完成



3月に改札外コンコースリニューアルの第二期エリアが完成、駅ナカ施設が開業したJR芦屋駅。現在もまだ改良工事は進行中です。



南側の駅舎でまだ未完成であった東側のエスカレーター部分の外観が現れました。



向かって右側がエントランス部、左側がエスカレーター部となります。



エスカレーター部はファサードをカーテンウォールとし、エスカレーターの利用時には開口部から駅前広場を望む事ができるようになります。



完成予想パースよりも明快なコントラストによってかなりし引き締まった印象の駅舎になりつつあります。



駅舎内では改札内コンコースの美装化が進行中です。両ホームへのエスカレーターの間の部分は大きな仮囲いが設置されていますが、何を構築しているのでしょうか。



階段の導入部周りの美装化も進んでいます。



既にガラス手摺は完成。駅舎内の統一された色調やマテリアルは好感を与えます。



既設のエレベーターを覆う壁もリニューアルされました。



三ノ宮駅もこのレベルでの全面駅舎改装を実施して欲しい次第ですね。



ホームとコンコースを連絡するエスカレーターも遂に完成!新快速停車駅としての体裁がようやく整いました。



ホームから見た南側の駅舎の様子です。こちらは全面壁です。



市長の交代で白紙に近い状態に戻ってしまった南側の再開発計画ですが、遂に駅前広場に面した区画で既存建物の解体が開始されました。



解体を進めているのは芦屋市。同市が取得した駅前通りに面した角地にあった建物を解体し更地化しました。



再開発の行方には不透明感が漂いますが、中止や規模縮小した訳ではなく、計画内容の見直しに公共機能のエッセンスを多く取り込む形へと変更されると捉えておくべきかと思います。



元店舗兼アパートだった兵庫県PCR検査センターの建物も解体目前です。

一昨日前に発表された路線価においてJR芦屋駅前の船戸町が兵庫県下においては上昇率トップの7.6%を記録したそうです。再開発への期待値が盛り込まれたとの事ですが、まだ白紙に戻って具体案さえ無い状態でも路線価に反映されるとは驚きです。



駅舎改良工事と共に線路と道路に挟まれた東西に長い狭小地はJR西日本が事務所ビルを建てたり、駐車場を整備したりしましたが、いずれも自社用でした。

しかしいつの間にか店舗棟も出現していました!



建てられたのは低層平家建ての店舗棟2棟です。白亜の外壁に大きな開口部にガラスを嵌め込んでいます。



東側には「パティスリー ラ ガール バイ ルイ ロブション(Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon)」が4月末に開業。



西側には「フレンチ串揚げ・炭焼きBEIGNET ASHIYA」が同日開業。



芦屋駅前らしい気品に満ちた低層店舗です。芦屋駅南側はこれまで駅裏感が強く漂っていましたが、駅舎改良と再開発で一気に挽回と表裏逆転が狙えるかとしれません。

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