兵庫県はイオンモール神戸南の南側で現在、同モールの臨時駐車場として使用されている市有地約2,000平方メートルの敷地に県政150周年事業として、初代県庁舎を復元した複合公共施設の建設プロジェクトを計画しています。
そこで県は初代県庁舎復元施設整備工事に係る基本設計及び実施設計業務を担う事業者を公募で選ぶためのプロポーザル実施を10月19日付けで広告しました。
参加表明の期限は11月1日までだったので既に締め切られています。提案書の提出期限は12月10日なのでまだ2週間ほどあります。
井戸知事の進める都市計画関連の施策は概ね賛同するのですが、この初代県庁復元だけはどうにも難しさを感じます。復元した建物は歴史資料館としての役割を担う事が想定されていますが、小中学校の遠足以外にこうした地方の公共歴史資料館は閑古鳥が鳴いているケースが殆どです。場所柄、インバウンド需要に解を見出すのも困難でしょう。神戸中央卸売市場をもっと観光サービスに特化する事が出来れば、セットで観光需要が生まれるかもしれませんが。歴史資料館以外の用途も視野に入れて検討して欲しいと思います。プロポーザルでは運用面の提案も含まれるべきです。
初代県庁舎復元施設整備に係る基本・実施設計業務プロポーザルの実施
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
勝谷誠彦さんも『本当に勘弁してくれ』とおっしゃられていましたね。
こんなものを新たに建てるくらいなら
ファミリアホールや住友銀行ビルを始め
市内各所に点在していたのにここ数年で無残に取り壊された
近代建築を移築すれば良かったのにと思います。
兵庫県の既存の施設と内容が重複するかしないかによっても価値が変わると思いますが、どう調整されるのでしょうか。
さて私は、数百年後の社会において非常に大きな意義があると考えられるのであれば、たとえ今の段階で採算がとれなくても基本的に構わないと思っています。それが、本来商売として成り立たない文化事業が正当化される最大の根拠でしょう。
果たして兵庫県は、将来の県民に対して何を伝えたいのか。建物より、建物の中身を問いたいと思います。
これはダメでしょ! 井戸知事にして最大の失策!まあ最後に何かカタチにして残したかったのでしょうが。
まだ尼崎の尼崎城のように明石城か花隈城でも再建した方がよっぽど観光に貢献できますよ。
イオンの目の前にマンション建てれば確実に分譲できるし
低迷してる海岸線の利用者数も伸びるでしょうに