三宮

(仮称)神戸市中央区中山手通2丁目新築工事 ジオ神戸三宮 外観が完成し販売も再開


販売が休止されていた中山手通2丁目のジオ神戸三宮。ようやく販売が再開されました。同時に建物の外観が完成し、全ての足場が撤去され、全体像が明らかになりました。



敷地内の神戸基督教改革宗長老会と統一した赤レンガ調のファサードがこの物件の最大の特徴です。



基壇部にアーチを採用して、神戸の洋館や阪急ブランドの物件らしさを全面に醸し出したファサード。



神戸では市の消防条例の二方向避難経路の適用を受けない中小規模のマンションはデザイン性が高く、ランドマーク制の高い大規模マンションはデザイン性に劣るという通常の都市とは真逆の環境が景観上の足枷となっています。



役目を終えたタワークレーンの撤去も進められています。この物件では、新築分譲マンションで初となるグラフテクトのキッチンを採用します。グラフテクトは、高級キッチンメーカーのキッチンハウスの姉妹ブランドで、高いデザイン性に定評があります。洗面化粧台もオリジナルで造作のような雰囲気を演出し、拘りの内装が特徴です。



仕様の高さの割には、78平方メートルの3LDKで、7,740万円〜の価格設定で、ここのところの都心物件で目玉の飛び出る価格を見てきたせいかリーズナブルに感じてしまいます。定期借地権の物件である事が価格抑制の要因です。トアロード、旧居留地、神戸駅周辺と、大手不動産会社の分譲マンション計画が多く進行し、購入希望者には選択肢が豊富な状況が続いています。

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