神戸阪急新館の1-4階で営業してきた神戸ロフト。前身のそごう神戸店が西武百貨店を擁するミレニアムリテイリングに譲渡された暁に、テコ入れのリニューアル策として、出店しました。その神戸ロフトが開店以来初の大型改装に入る為、改装前の売り尽くしセールを開始しました。
現在、ロフトの1階入口はケイエスビル側にのみ存在しています。
1-4階ですが、それぞれのフロアが営業を継続しながら順次、閉店していくようです。
気掛かりなのは、改装後の神戸ロフトが4月1日より4階のみでの営業再開となる予定という点です。一旦、4階のみに移転して、残りのフロアは大幅な改装の上で、最終的に再び全館オープンをするのか、それとも売場面積を大幅に縮小するのか。既に大型バラエティ店の撤退は一昨年前の東急ハンズ閉店という実例もあるので、懸念は強まります。
しかし神戸阪急は100億円未満の投資額を計上して大規模改装に乗り出す予定になっており、本館1階のルイ・ヴィトン跡は未だ工事中です。
別館のS・ヨシマツビルの1階もSMBC信託銀行が神戸三宮阪急ビルに移転した後、仮囲いに覆われたままとなっています。その中での神戸ロフトの店舗縮小劇が繰り広げられているという事は、これら一連の動きが一つの目的の元に進められているとすれば、それは神戸阪急の改装の一環として考えるのが自然です。
セブン・アンド・アイによるそごう・西武の売却が取り沙汰されていますが、最近、「もしそごう神戸店が阪急に譲渡されていなかったなら」という仮定を考えてしまいます。譲渡当初は建て替えを前提するような報道が目立ちましたが、年月を追う毎にトーンダウンして行き、最終的には神戸・高槻阪急を合わせて100億円の改装に留まってしまっています。代わりに出てきたのは梅田の更なる再開発です。神戸阪急が置き去りにされてしまうのであれば、中途半端に抱えずに、寧ろ再譲渡して欲しいという考えが頭をもたげます。活用できないのなら、建て替えを進められる事業者が保有すべきかと思います。
神戸ロフトが改装前のセールを実施中 4月にリニューアルオープンを予定するが新館4階のみの営業に売場面積縮小!?
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建て替え再開発に成功して潰れた心斎橋そごうのようになるのなら、建て替えずに安定して集客する方が良いでしょう。
建て替えてビルを作ることが目的なのではなく、都心に集客して賑わいを作ることの方が目的なのですから。
不動産を買う以上、何年くらいまで現状の売上利益をエンジョイして、何年くらいを目安に更地化・再開発して売却するか、というシナリオは持っていることでしょう。むしろ利益の全く出ていない店舗であれば即解体でしょうが。
心斎橋そごうはまだ築浅でお金の掛かっていた建物です。現在の神戸阪急本館、別館は老朽化が著しく、一等地の活用策としては有効とは言えません。神戸阪急の売上は悲惨です。梅田阪急を主眼としたい阪急には正直、梅田に対抗させるようなプランは描けません。かと言って、他社にこの場所への進出は阻みたかったというのが本当の狙いだったのではないでしょうか。
神戸阪急は売却譲渡して解体してヨドバシカメラに来て欲しいです。家電量販店には珍しく店舗ビル外観を拘って神戸の街にマッチするし、ヨドバシ梅田店では阪急とコラボしてうまく都心の再開発事業の展開に成功していると思うからです。仙台や札幌も出店するようですし。
今時、デパート業は流行らないし、下手するとOPAから退店したイオンが入るようなことになったら完全に地方都市に格下げですよ。
そごうの時代にはヨドバシはずっとこの場所に狙いを定めていたと言います。神戸にとってどちらが正解だったかと言えば、少なくともヨドバシであれば建て替えを進めていた筈です。
結局、JR三ノ宮駅ビルの詳細が分からない事にはH2Oも建て替えには踏み切れないのでしょうね…
今回の改装が将来的な建て替えを前提としたものであることを祈ります
100億未満というどうにも中途半端な投資額が悩ましいですね。すぐには建て替えないけれど、将来には選択肢を残す。再開発が著しい他都市からの来街者には一等地になんて見窄らしい百貨店が陣取っていると見えるでしょう。
阪急の相直阻止、地下鉄海岸線という西神線の成功を打ち砕く負の遺産。
笑いも起きません。30年間の神戸の停滞はすべてそこからなんですよね。
JR西に喧嘩売るなら、市内の線路の召し上げくらいする覚悟でやらないとダメだし
その気概がないなら、官僚企業とうまくやるだけの器量を持たないと危なっかしくて市政任せられないです。
鉄道会社とはうまくやらないとダメです。私鉄もJRもね。
神戸市の施策は全て硬直化して柔軟性を失っています。トライはしているけれど、的からズレている物も多い。もっと民間からの登用を増やして人材のブラッシュアップを図るべきです。
なんだか心配な動きですが、私はもしかしたらJR三ノ宮駅のなかに阪急百が入るのではないかと思っています。そんな馬鹿なという声があるかもしれませんが、京都駅の伊勢丹のような感じです。大阪駅の伊勢丹は失敗したし、阪急とJRは鉄道のライバルだから三ノ宮駅に阪急が来るはずがないというのは今までの発想でここまで小売りが難しい時代だとどんなコラボでもあり得る気がします。その方が、阪急にとっては、阪急神戸三宮駅にも近いですし。
家電量販店も、今はいいですが、これからネットの発展で安穏としていられないと思います。京都のマルイはつぶれてエディオンになりましたが、いつまで続くか。
神戸阪急がJRの駅ビルに入り、現地でも立て替えて拡張するか、現地は全く新しい何かができるか。暫くは様子見するしかないのではないでしょうか。
JR駅ビル内に阪急というのは意外にありなんではないかと思います。そごう時代にも私も新駅ビルへの移転と跡地の再開発を提唱しました。実際に福岡ではJR駅ビルに阪急が入っている実績もあります。梅田に資本を集中する方向にシフトし始めた阪急が現建物を建て替えるのは余程、勝算が見込めないと、もう難しいのかもしれません。投資額は神戸三宮阪急ビルを遥かに上回るでしょう。既に神戸阪急をお荷物と考えている可能性もあります。
神戸って、路線的には街のパワーが分散しているのですよね
神戸駅(ハーバー)、元町、三宮。
大阪は大阪駅だけで、その両隣の駅にパワーはありません。
京都駅もしかりです。
絶対的なパワーが東京のように大きければ、分散しても力強いですが、そこは残念ながら関西圏であり、神戸ですから。
三ノ宮の駅前(特に山側)は、どこの地方都市って感じで残念です。せめて海側は魅力ある街並みになって欲しいです。
こども図書館の館長になられた竹下景子さんもおっしゃていましたが、山と海。新幹線と鉄道と空港。上手くクロスさせれば、魅力ある都市になると期待してます。
裏を返せば神戸は街に連続性があるとも言えます。これを強みにするべきで、街がテーマパークのような様相を呈しているので、街間の連携を強くしながら再開発を進める方法をしっかりと検討するべきかと思います。
そうですね
梅田は歩くと疲れますが、神戸は楽しい。
坂道はちょっと疲れますが風が吹くと心地よいです。
四季折々の変化が楽しめる街だと思います。
ヨドバシなんかにこられたら、関西資本であるJoshinが危うくなるので来ないで貰いたい