大建興産三宮1丁目計画

(仮称)三宮町テナントビルPJ 鉄骨建方開始!



JR三ノ宮駅前の南西街区一等地で建設中の(仮称)三宮町テナントビルプロジェクト。地上11階 地下1階の鉄骨造の商業ビルです。これまで基礎及び地下階の躯体工事が行われていましたが、いよいよ鉄骨工事が始まりました!



ラフテレーンクレーンを使って敷地奥から鉄骨建方を進めています。


一部の鉄骨は既に10階部分に達しています。隣のビルのアコムの看板よりも頭ひとつ飛び抜ける高さになるテナントビルへと成長する予定です。

1-3階はドラッグストアが出店するようですが、他のフロアにはどんな業種のテナントが誘致されるでしょうか。サロンやクリニック、スモールオフィス等が考えられますが、その立地良さから賃料はかなり強気な設定になるものと思われます。



しかしこの場所に新築ビルが建設される事を手放しで喜ぶ事が出来ない事情も有ります。三宮南西街区は三宮クロススクエアを司る場所です。将来的には街区の一体的な再開発を期待されている場所です。



新築ビルが建設されると少なくとも10年以上は建物を使用する事が大前提となります。三宮再整備、クロススクエアの完成に30年を要するとされる所以はこの南西街区の開発の難しさを反映しているからこそです。地権者の代替わりにしか開発を促進させる方法が現状無い事を物語っているとも言えます。他のエリアは今後10-15年以内に開発が進むと想定されますが、この南西街区だけは長期的に取り残されてしまう可能性があります。
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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    おっしゃる通りだと思います。これから数十年の間駅前の顔となるビルにしては規模的に小さすぎますね。都心部の一部、例えばこの交差点の四隅にある一部エリアは高度利用地区に指定してすべき土地だと思います。建て替えを制限する代わりに面積を集約した時の見返りを大きくする事で細切れの開発を防ぎ街並みを整備していくべきでした。
    未だに意味不明で再開発の邪魔にしかならないビーナス規制やタワマン規制で時間を浪費せずに先ず行うべき指定であったと思います。神戸市の無策を感じます。同時にこの程度の提案すらできない審議会がビルデザインや景観形成について指導的役割を本当に担えるのでしょうか?
    都心部は神戸市民にとって利便性の良い場所でなくてはなりません、その再開発について商店街や一部住民の意見を優先させ過ぎて市民全体の利益を見失っているのではないでしょうか。
    例えば、中央大通りの地下道は何故元町駅に直結しないのか?地下商店街化させないのか?
    こべるんさんの取材により地下鉄三宮駅がハンズへ至る地下通路を一般開放すると言う記事がありましたが、何故今までできなかったかを考えなければなりません。今後の都市整備・再開発は税金が市民の利便性・利益向上に効果的につかわれているか評価するところから始めるべきだと思います。

  2. トライ より:

    150万都市のこの区画の風景ほんと残念です。

  3. オレンジマーマレード より:

    もう、すくなくとも30年厳しいでしょうか。神戸の凋落の象徴にも感じます。

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