スポンサーリンク
JR三ノ宮駅前の一等地である三宮町1丁目にあったパチスロ店跡地に計画されているテナントビル建設プロジェクトがいよいよ始動しそうです。神戸市の景観デザイン協議制度に従ってこの計画概要について図書縦覧が開始されました。縦覧は神戸市住宅都市局景観政策課で行われています。
計画されている建物の概要は以下です。
名称 | (仮称)三宮町テナントビルプロジェクト |
---|---|
所在地 | 神戸市中央区三宮町1-7-27 |
規模 | 地上11階 地下1階 |
敷地面積 | 178.64㎡ |
建築面積 | 145.34㎡ |
延床面積 | 1,340.99㎡ |
高さ | 40.70m |
構造 | 鉄骨造 |
用途 | テナント店舗 |
設計 | 三木組一級建築士事務所 |
施工 | |
事業主 | ミリオン観光 |
完成予定 | 2020年4月 |
既存建物の解体後、約半年に渡って沈黙を守っていました。計画が進むのかどうか静観していましたが、建設が開始されるようです。老朽化したパチスロ店が立っているよりは遥かに今回の建物は良好なのですが、この敷地を含めた三宮南西街区の一体的な再開発が一歩遠のいてしまう事になります。雲井通5丁目の東横イン三ノ宮IIのように比較的新しい建物が解体されて再開発が進む例もありますが、この一等地の開発は本当に一筋縄ではいかないようです。三宮クロススクエアの完成に30年を要す大きな要因はこの街区の開発の難しさを物語っているのかもしれません。阪急、JR、そごう、バスターミナルビルの開発が進んでもこの場所だけはこのまま神戸の顔に不適格な様相を晒し続けていくのは耐え難き事です。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
事業主ミリオン観光って事は低層は相変わらずパチスロ店なんでしょうね・・
もう本当にうんざりします
神戸都心部の土地の集約化は本当に私たちの思い通りに願い通りには行かないですね
ここを通る度にそれを思い出して気分が悪くなりそうです(笑)
あべのハルカスのような巨大なビルを1棟でも建てられれば、必ずしも三宮の一体的再開発に拘らなくても良いと思います。今の三宮のややこしい土地利用の状況を考えると、むしろそちらのほうが近道ではないでしょうか。
この意味でも高さ規制は面倒ですね。
もうこの時点で三宮再整備構想は暗礁に乗り上げていますね。マンション規制もさることながら、今後も各種規制が増え続け、投資が滞り、地価が下がり、地元地権者が売り急ぎ、中小雑居ビルが新しく建て替えされるだけの「スモール神戸」になりそうです。
神戸市はこのような地区の更新にこそ強い意志と覚悟で自ら取り組むべきなのに何の実行力も発揮出来ず、反対にピントのずれた規制で行政力?を発揮しているのでしょうか。
都市間競争に於いて劣勢な神戸の数少ない武器(空港・複合産業団地・PI2期 他)も先人が実行・実現してきたからこそ少しは今があるのです。
新しいことを取り入れて発展してきたのが神戸であったはずですが、今の神戸市は進取の気概のない老婆心的無気力集団のように映ります。