改修工事が進行する「さんちか」ですが、1番街、2番街の閉鎖から既に1年以上が経過しました。JR三ノ宮新駅ビル開発の準備工事が地下階でも進行を開始する中、さんちかの工事についても次の段階に移行している模様です。
JR三ノ宮駅と阪神三宮駅を南北に結ぶ地下通路に沿って、さんちか1番街側に新たな仮囲いが設置されました。
1番街のコーナーの周り一帯を囲っています。さんちかのリニューアルは、まず2番街を先行させて来年度にオープンさせる予定ですが、1番街は新たな通路の整備等、構造変更を伴うので、工期は長めです。
仮囲いの内部では何やら床にメタリックな床が出現しています。高さも多少ありますが、床の底上げを行っているのでしょうか。
仮囲いは広範囲に渡っており、今後、三宮ターミナルビル解体の仮囲いが設置されると、地下通路はかなり狭くなる事が予想されます。
同時に天井もパネルが取り外されました。天井に手を付けるのは、2016年のさんちか50周年リニューアル以来、6年ぶりです。
天井改修の手は夢広場まで広げられています。
6年前のリニューアルでは、さんちか内の天井が全面的に刷新されましたが、何故か夢広場の天井照明パネルは取り外されて、照明設備の更新は、行われたものの、その後はまた元のパネルが戻されていたので、少し違和感がありました。
1・2番街が大幅にリニューアルされるので、これらのデザインや色調と統一された天井デザインに変更される事が予想されます。
さんちかのリニューアルは現在、改修中の1・2番街に留まらないと私は予想しています。その他のエリアも今後、段階的にリニューアルが進められるのではないでしょうか。
その進捗に伴って通路のリニューアルも再度、順次行われていくものと思われます。
JR駅ビルの準備工事に伴い、地下鉄三宮駅へと連絡する通路横にあった階段下のトイレも閉鎖されましたが、この通路にも仮囲いによる閉鎖エリアが出現。
この部分に1番街の中央を縦断する新たな通路が接続しますが、この構造変更工事が遂に開始されたようです。完成すると、地下鉄三宮駅から連絡通路を南下し、このまま直進によってさんちかへ抜ける事ができるようになります。恐らくこの連絡通路の美装化工事も今後、計画されるでしょう。いよいよ三宮駅前も南側の地上、地下共に改造が本格化してきました。
三宮再整備・さんちかリニューアル工事 仮囲いによる閉鎖エリアが拡大 工事は次の段階へ移行
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