サウスビル・林ビル解体工事が完了 暫定利用を開始する動き 開発着手までは数年単位？

昨年末より竹中工務店による解体工事が進行してきた磯辺通と葺合南56号線角地にあった林ビルとサウスビルの跡地。すっかり更地になりました。



しかし更地になっただけでなく、敷地外周にコンクリートの擁壁が構築され、その上に金網のフェンスが取り付け始められました。



やはり駐車場としての暫定利用が開始される事になるのでしょうか。暫定利用とするには手の込んだ整備が行われています。それなりの期間を見込んでの暫定利用となる模様です。

ただ大手ゼネコンの竹中工務店が単なる解体工事のみを引き受ける事は考えにくい事、地質ボーリング調査が実施された事から、いずれは開発が進められるのは間違いないでしょうが、暫くの間はお預けになりそうです。



上記の土地を保有する南株式会社が経営するくじらの駐車場。1階にはオリックスレンタカー三宮駅前店が営業していましたが、閉鎖されました。同店は同じ建物の地下階に移転した模様です。



それでは1階は今後どのように活用されるのでしょうか。この大型パーキングは神戸阪急や隣接するジョーシンの提携駐車場にもなっています。また近隣には同じく南社が保有、運営するサウスパーキングもあり、駐車場経営が同社の事業の柱となっています。

これからの神戸が駐車場経営よりもビル経営の方が儲かる都市へと変化していけば、これらの大型駐車場を抱える同社は都心に貴重で大規模な開発用地を保有する事になるでしょう。