既に5ヶ年計画となる事が事実上、確定している葺合南54号線の改修プロジェクト。年度末が近づいて来たのでそろそろ工事が始まるのではないかと注視していましたが、遂に工事が開始されました。
「歩道を広げる工事をしています」の看板を掲示しています。工期は6月30日まで。「葺合南54号線道路改良工事 その4」の名称で制限付一般競争入札が行われ、兵庫区に本社を置く松建が落札しました。
昨年度は小野八幡神社付近からワールド三宮ビル前の交差点南側のコーナー部の拡張までの短距離の改良のみに留まりました。
今回のその4はもう少し距離を稼いで南側までの歩道改修が行われそうです。距離として150m程になるかと思われます。入札時の完成期限は3月末まででしたが、予算繰越決議が採択された為、工期は3ヶ月延長されました。
三宮ミュージアムタワー前の車道のアスファルトが剥がされて、型枠とコンクリート打設工事が行われています。
拡大する歩道の地下に新たな配管を埋設しています。下水道でしょうか。
紙管も確認出来ます。フジボイドと呼ばれる円型紙管で円型の型枠として使用されます。
整備済区間と比較するとかなり年季の入った道路である事を再認識させます。高層マンションが林立し、周囲の居住人口はかなり増えました。北側でも更に三菱地所レジデンスのザ・パークハウス神戸三宮が建設中です。通りは三宮駅方面への通勤・通学路にもなっています。
今回の整備区間はコンコルド神戸前の交差点まででしょうか。南側最終区間となる国道までの整備は来年度になると思われます。ただこれでこの道路の再整備が完成する訳ではなく、国際会館前交差点から北側の中央幹線までの区間の整備が残されています。まだこの区間の整備時期や内容は示されていません。三宮クロススクエア整備や神戸阪急の建替と密接な関係にある為、本格的な整備は暫く先になりそうです。
歩道整備が行われると路面の色調が明るくなり、視覚的にも通りが明るくなりますので、今は古ぼけた印象から開放的な雰囲気に生まれ変わります。再び6月末まで今年もこの道路改良工事の様子を追跡取材していきたいと思います。
葺合南54号線改良工事その4 整備工事が始まる
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この工事も長いですねぇ。毎年の恒例工事…一度にやってしまえばいいのにと思います。
毎年の恒例と言えば、東遊園の芝生は広場を封鎖して全面をビニールマルチで覆っています。で近所の保育児童たちはコンクリートのステージ広場で駆け回っています。でもここはマルシェとかのイベントに利用されることも多いのでここで自由に遊べる期間もあまりないんじゃないでしょうか?
ここは、遊園地なんですから何時でも子供たちが遊べる空間にして欲しいですね。私は芝生が大好きですが、これ程閉鎖期間が長いようなら人工芝舗装や合成ゴム系舗装を検討しても良いんじゃないかとさえ思います。ルミナリエや神戸マラソンなど大規模イベントにばかり配慮して肝心な市民へのサービスをなおざりにするようではいけないんじゃないでしょうか?いつまで実証実験をするのか?結論を出す時期です。