神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 タワークレーン2号機も遂に解体 名実ともに外観が完成


既に三宮のランドマークに収まっている神戸阪急ビル東館。地上29階 高さ121mの超高層複合駅ビルは三宮再開発の急先鋒のシンボルです。



塔屋階の外装が完成した為、外観工事は完了を迎え、遂に最後に残されていたタワークレーン2号機が解体されました。



本設のタワークレーンは台座を残して姿を消しました。隣のミニクレーンを使って解体を進めています。このミニクレーンも作業完了後に解体されてエレベーターで搬出されます。



美しい造形美が際立つ神戸阪急ビル。初代と同様に三宮のシンボルの一つとして今後長く愛される建物になる事は間違いないでしょう。



北側のアーチの庇にも「阪急神戸三宮駅」のサインが取り付けられました。



屋上ではメンテナンスに使用される建物専用クレーンの設置も行われているようです。



未だホテル階の手摺にはブルーシートが被されています。これらが取り払われると真の外観完成を迎えると言えます。今後は内装工事が本格的になるでしょう。夜間の照明演出の試験点灯も楽しみです。竣工前に行われる全館点灯の機会は拝めると嬉しいですね。



この建物の出現で三宮の景色が変わりました。今後、更に複数の高層ビルが加わり、現代の大都市のターミナルとして相応しく、壮観な玄関口が整えられます。その第一ステップが完了を迎えつつあります。



三宮の駅周辺に高層ビル群が出現すると、周辺から遠望しても玄関口の位置が明確に分かるようになります。比較的、神戸の街はその地形から迷い難い構造をしていますが、三宮の高層ビル群は更にそれを分かりやすくする存在になりそうです。

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POSTED COMMENT

  1. さんたん より:

    駅側の壁が素っ気ないのは、初代の外観を完全復活させることを諦めていないからと思いたい。

  2. kingi より:

    低層階のテナントを期待します
    阪急だからそれなりのラインナップになることを信じて

  3. H より:

    見る方角によって色んな表情を見せてくれるデザインが良いですね
    ビルとしての縦横比率も好みです

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