来春の完成・稼働開始を予定している神戸空港サブターミナルと拡張中のエプロン等の新施設の運営管理を行う事業者を決定する必要がありますが、この候補者に関西エアポートを決定する発表が行われました。
事前には関西エアポート以外の管理者も想定されていたようですが、既存施設と一体的な運用踏まえると、一元管理が妥当とする結論に至った模様です。
神戸空港は、2018年よりコンセッション契約が関西エアポートと結ばれており、同社の運営によって既存の空港設備が維持管理されています。
公益施設の運営事業者は必ずしも公募の必要はなく、今回の選定は合理的な判断に基づく決定だったと言えます。
現在、新ターミナルビル、拡張エプロン、新駐車場の3つの施設が急ピッチで建設されている最中です。
来春の国際チャーター便就航開始に伴い、既に大韓航空、フンヌ・エアーが神戸空港にへの就航を表明していますが、更にこれらに加えて、台湾のスターラックス・エアラインズが神戸への乗り入れを行う事が判明しました。
台湾は神戸へを訪問する外国人観光客でもトップの割合を占める為、台湾の航空会社就航は神戸空港にとっても非常に重要なエレメントです。
これでソウル、ウランバートル、台北と神戸が結ばれます。更に今後、東南アジア各都市や中国の都市との間にもチャーター便の就航が表明されていくものと推測されます。これらの国際線は全て建設中の新ターミナルで受け入れが行われる予定です。
空港機能の拡大と国際化によって、都心エリアの商業、観光、業務の活性化が促進される事は間違いなく、これに対応した投資も着々と進められています。
神戸空港新施設の指定管理候補者に関西エアポートを決定
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更に乗入れが、予想されますね。
中国人が多い神戸は、上海フェリーが有るように
上海または香港か、滑走路の長さの関係で
シンガポール辺りが、限界と言われますが
機材を工夫すれば、インドも視界に入るとかで
インド人の多い神戸に就航する様な話しもあるし
予想より枠が早く埋まりそうです。
既存ターミナルに加えて、サブターミナルおよび駐機場の指定管理も関西エアポート神戸に決定し、また現状、神戸空港のグランドハンドリング業務は各航空会社やその系列会社により担当されていますが、羽田空港や関西空港での豊富な地上業務実績を持つ関西エアポート系列のCKTS株式会社が、同空港への進出を検討しているようですね。
まさに国際化へ向けての効率的な運用を進められている最中であり、こうした点も神戸市の永年に亘る国際貿易ノウハウなどが生かされている場面なのではないでしょうか。その意味では、船舶にはない速達性を有す貨物専用航空便の受け入れ態勢も出来るだけ早期に整備されることを望みます。神戸空港と神戸港は今後ともまちの発展のために相互補完し合う存在であってほしいです。
台湾のスターラックス航空の就航も決定し、これで韓国の仁川国際空港に続き、台湾・桃園国際空港ともつながり、2か所の東アジア主要拠点空港と神戸空港が結ばれることになります。
韓国経由、台湾経由で世界各国の観光客が神戸空港に訪れる体制が整いますので、その需要に応じて受け入れ態勢を着々と整える必要がありますね。経済効果や文化交流など、その恩恵を存分に享受しなければなりません。
ポートライナーの輸送力に限界が見えていますのが、次の手立てを神戸市はどこまで考えているのでしょうかね?ポートライナーそのものに手を付ける気は全くないので、バスを増便するぐらいしか対策はありません。地下鉄海岸線を海底トンネル経由でえんしんするといった思い切った手を打つ気はないのでしょうが、既存の交通機関がパンクしてからでは遅すぎます。今こそ先見の明をもって行動すべきなのではありませんか?