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神戸市立名谷図書館が3月24日(水)に開館 一連の図書館新設プロジェクト一番乗り!



大丸名谷店のリニューアル計画の中核施設として予定していた神戸市立名谷図書館のオープンが3月24日(水)に正式決定した事が発表されました。新設される同図書館は大丸名谷店の4階に開館し、専有面積は約1,300平方メートル。この内、約160平方メートルをオープンスペースのコーナーに充当します。



エスカレーターの両側のオープンスペースを飲食可能なキッズコーナーと新聞閲覧コーナーとして活用。これらは休館日にも利用が可能となります。



新図書館の所蔵数は開館当初で約3.5万冊、最終的には約5万冊まで増やす予定です。個人用ブース席、パソコン使用可能なテーブル席、グループ学習室、ソファ席を含めて120~130席程度を整備。市立図書館として初の「座席管理システム」を導入し、一部の座席を予約制とする予定です。



公設図書館を百貨店の最上階にオープンさせるという新しい試みがスタートします。昨年12月に南海和歌山市駅ビル「キーノ和歌山」が開業しました。オフィスやホテル、商業施設から構成される複合施設ですが、一部には和歌山市民図書館を開設しました。この公共施設を民間事業者のCCC カルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する事で話題になりました。JR明石駅前の再開発ビル「パピオス明石」も商業テナント+市立図書館をはじめとする公共施設で構成。民間+公共の融合は地方都市の再開発のトレンドになりつつあります。大丸の集客と駅前の賑わい増に貢献する事が期待されます。また神戸市が進める人口減対策施策「リノベーション神戸」の目玉となっている一連の図書館新設プロジェクトの第一弾としてその成否が問われる事になります。

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