市庁舎建て替え計画

神戸市役所本庁舎3号館解体他工事 新中央区総合庁舎概要発表と施工者一般競争入札広告



本格的な解体工事に着手した神戸市役所本庁舎3号館。垂水区の中田工務店が解体作業をっ進めています。仮設工事が本格化し、建物全体が足場に覆われ、更にその上から防音パネルの取り付けもかなり進んできました。



既に7階までが防音パネルに覆われており、落下防止の朝顔の取り付けも完了しています。解体工事は来年8月末までに完了予定です。工事完了後の9月上旬からは新中央区総合庁舎の建設工事が開始される模様です。

神戸市は12月6日付で(仮称)新中央区総合庁舎他建設工事について一般競争入札を公告しました。工事概要は以下です。

  • 鉄骨造 地下1階 地上13階 延床面積約19,300平方メートル 1棟建設工事
  • 既存建物とりこわし工事一式
  • 本庁舎4号館改修工事一式
  • 東町筋歩道改修工事一式
形態として2~3社による特定建設工事企業体(JV)を条件としています。



入札価格の改札は1月24日、評価値の改札は2月7日を予定。2月に施工者が決定される模様です。2機のタワークレーンが導入される建設工事になるようです。



加えて神戸市は先週、新中央区総合庁舎の整備概要の発表を行いました。

日本設計が提案したデザイン設計に基づいて最終的に仕上げられた最終デザインは以下のコンセプトに基づいています。

 
  • 旧居留地の街並みに調和するデザイン
建物低層部は、歩道と一体となった歩廊状のオープンスペースや1階ロビーの様子が見渡せるガラス張りの大開口、石貼り風の外壁仕上げなどにより、旧居留地の街並みに調和する開放的で上質なデザイン。

 
  • 水平性を強調した落ち着きのあるデザイン
中高層部は、外部吹抜と重層したデッキにより、日射負荷の軽減と内部からの眺望を両立させた、水平性を強調した落ち着きのあるデザインとし、向かい側の市役所1号館との色彩的な調和にも配慮。

 
  • 自然の潤いや温かみを感じられるデザイン
デッキの軒裏には木材を使用し、低層部の軒先や屋上では緑化を行うなど、都心のオフィス街で自然の潤いや温かみを感じられるデザイン。



フロア構成は上記となります。



整備スケジュールとしては2022年度前半(~2022年9月まで)の完成を目指します。その後、中央区役所・勤労会館の引っ越しが始まる事になるので、新庁舎の本格稼働は3年後位になるでしょうか。旧庁舎の解体着手もその頃になるものと思われます。雲井通5丁目再開発の本体工事着工はまだ4年先という事になります。

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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    このデザインはとても良いと思うし、この通りは地味で賑わいが無いのでこうした明るい色の建物ができるのは歓迎だし、出来れば低層階には大きなカフェを入れ賑わいを創出して欲しいと思います。
    完成が楽しみですが、これが”旧居留地の街並みに調和するデザイン”かどうかと言えば、震災以降周辺で新築された建物や昔からの建物とは必ずしもマッチしていないと思います。背中合わせの危機管理センターとは全く異なる色遣いだし井門ビルや大神ビルとも全く違う。軒裏の木材仕上げも旧居留地のイメージや既存建物からは想像しにくい。結局居留地らしさというのは低層部の石貼り風外壁仕上げだけじゃないのかな?

    これから神戸市内では、安藤忠雄さんや隈研吾さんの建築物が建られる可能性が大ですが、彼らの作品は型に嵌っていて昔ほどのインパクトを私は感じません。国立競技場の外観(内部、すり鉢状の観客席はとても良いですが。)然りです。

    もう”神戸らしさ”とか、”旧居留地らしさ”の縛りは必要ないでしょう。そんなもの求めなくても、建築家という人達は歴史や街並みを見て提案をしてくれますから、デザイン都市を標榜するなら、例えば、若手建築家に提案者を絞り若手の登竜門と言われるような後世に残る新しい時代の作品が溢れる街づくりなんて面白いと思います。

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