市庁舎建て替え計画

神戸市役所本庁舎2号館パネル展を開催 解体開始前に63年の歴史を振り返る



今月末から建て替えに向けていよいよ解体を開始する神戸市役所本庁舎2号館。その工事開始前に63年の歴史を振り返るパネル展が開催される事になりました。



閉館された同庁舎1階を最後に開放してパネル展を開きます。

開催日程: 10月24日(土曜)~10月27日(火曜)4日間

各日とも午前10時00分~午後5時00分



同庁舎は昭和32年4月に4代目の本庁舎として建設されました。この庁舎の完成による湊川から現在地への市役所移転に伴って都心の軸足が三宮に大きく移り変わる事を決定付けました。南側の議事堂跡に超高層建築の現1号館が完成し、2号館となった同庁舎は8階建てでしたが、震災によって損壊。上部3フロアを撤去して5階建てになりました。



パネル展が終了した後、これから1年を掛けて明和工務店施工によって現建物は解体されます。建て替えについては庁舎機能に加えて、中規模ホール、商業施設、そしてホテルやオフィス機能を併設した高層複合ビルへと生まれ変われる予定です。年度内には事業者選定を実施する予定でしたが、コロナによってこのスケジュールがどの程度の影響を受けたのでしょうか。再整備事業者の選定に関する事項について調査審議していくため、市の附属機関として「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業者選定委員会」が設置され、検討を行なっています。年度内はこの委員会が追加検討を行った後、社会情勢や事業環境等を考慮しながら、事業者公募に向けた準備を進めるとの事です。

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