ウォーターフロント

神戸ウォーターフロント新時代の幕開け 多くの人々を魅了し呼び寄せたい


新港第2突堤や新港突堤西地区の再開発が完了し、神戸のウォーターフロントは1992年にハーバーランドが街びらきして以来、約30年ぶりの大変化を遂げました。



神戸港の発展を担ってきた新港突堤ですが、主要港湾機能がポートアイランドや六甲アイランドに移り、かつての岸壁と倉庫群はその役目をもはや実質は終えながらも再開発されずに残された状態が長く続きました。



再開発の転機は第1突堤からスタート。シネコンとホテルから構成される複合ビルの建設計画がまとめられていましたが、リーマンショックによって消滅。その後、暫定ビーチが開設される等を経て、ラスイートが神戸みなと温泉蓮を開業。



その後、新港突堤西地区の再開発を巡り、公募プロポーザルによって、ジーライオンやフェリシモの本社ビル、アトアの入るKPM、としてツインタワーマンション等が出現。



そして4月4日に華々しい開業を飾った第2突堤のバーライオンアリーナ神戸が誕生。神戸ウォーターフロントの新たなチャプターの幕開けです。



これらの新施設の集積が西側に集中していた観光、商業の拠点が東側に拡大する事により、都心とウォーターフロント地区がより大きな範囲で結びつきを強くする予定です。



しかしウォーターフロントの再開発はこれで終わりではなく、まだこれからも需要と予算を鑑みながら、継続される予定です。神戸の活性化はウォーターフロントと三宮の再整備の両輪が上手く噛み合って進められていく事でしょう。その上で多くの人々を呼び寄せ、活性化に繋げていきたいですね。

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