栄町通

栄町通・ワコーレ神戸みなと元町の外観完成間近 7月の完成予定


和田興産が取得した栄町通5丁目の駐車場跡地に建設されている地上15階建・住戸数80戸の分譲マンション「ワコーレ神戸みなと元町」の外観完成が間近に迫っています。



既に足場の撤去が進行しており、北側を除いて全ての足場が取り払われました。



栄町通の南側に並ぶ建物の中でもひと際高く、新しいランドマークとしての風格も備えた建物です。



設計は和田興産御用達の大土呂巧建築設計事務所。これまでの中規模物件と共通のデザインや色調に纏められており、低層部には色の濃いレンガ調の外壁材を採用し、中高層部には淡い色調。これに乳白色の不透明ガラス手摺を組み合わせた外観です。



元町通・栄町通にも数多くのワコーレマンションが既に存在しますが、現在、この物件を含めて2棟が建設中です。この物件の竣工は7月を予定しています。



今後も同エリアで開発土地が生まれれば、新たなワコーレが誕生するでしょう。栄町通は何を隠そう和田興産が本社構えるお膝元です。建築費の高騰によって、新築分譲マンションの価格も急上昇しています。



都心エリアで100mを超えるタワーマンションの建設は規制されているものの、中規模マンションの開発は依然として衰える気配はありません。再開発の進む三宮から元町、神戸までの広範囲に渡って、新築マンションの供給は続いていますが、もう3,000万円台で新築を購入する時代は終わりました。平均的には5,000万円台が主流となりつつあります。



栄町通でまた閉鎖された老朽建物が発生。解体が行われるものと思われます。商業、業務機能は三宮、ウォーターフロントに集積させ、その他のエリアは商住ミックスの居住地区化する二極化が今後も進んでいく事になります。

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