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札幌

地域探訪: 札幌のランドマーク その① 札幌駅周辺地区

札幌のランドマークを地区ごとに大まかに分けて紹介していきたいと思います。まず札幌の1番のランドマークと言えば、間違いなくJRタワーでしょう。JR北海道が2003年に建設した札幌駅ビルです。地上38階 地下4階 延床面積約276,000平方メートル。173mの高さは札幌一を誇ります。ビルは東側にオフィスフロアとホテル日航札幌、展望フロアのT38から構成されるタワーと、その下層部から中央に渡って横たわり、専門店街やシネコンが入るステラプレイス、そして西側に大丸札幌店で構成された巨大駅ビルです。



札幌は他都市と異なり、既存中心商業地の大通・狸小路に対して駅前周辺地区も双璧となる一大商圏を形成していましたが、この駅ビルの登場でパワーゲームのバランスが大きく変わった事は間違いありません。駅ビル建設に伴い、駅前広場や地下街の再整備も行われ、180万都市・札幌の玄関口として相応しい景観が創造されました。また大丸札幌店は地域一番店に踊り出ました。



JR各社は軒並み増収を記録する中、JR北海道は厳しい業績に喘いでいますが、JR札幌駅ビルはその中にあって大きな収益の柱となっています。京都、名古屋、博多に並んで巨大JR駅ビル x 百貨店の勝利の方程式が成り立った一例となりました。ただ函館から延伸が予定されている北海道新幹線はこのJRタワーが建設された場所に乗り入れる予定だったので、今になって



美しく整備された南口の駅前広場に面して西側は80年代に再開発が進み、高度利用によって大型ビルが多数存在します。



モザイク模様のようなファサードを持った左の建物は読売札幌ビルです。2007年に建て替えられた同ビルは新聞社支社、ホテル、飲食店街から構成される複合ビルです。その隣のアスティ45はバブル期である1988年竣工のオフィスビルです。明治安田生命が保有し、立地の良さから一流企業が入居します。



アスティ45の向かいに立つのは住友生命札幌ビルで1973年竣工の地上23階建の高層ビルです。低層部はオフィス、10階以上の高層部はセンチュリーロイヤルホテルとなっています。最上階は北海道唯一の回転レストランです。



札幌センタービルは地上25階の超高層オフィスビルで、札幌で初の100mを越えたタワーもなりました。1987年竣工です。オフィスビル単体としては未だに札幌一の高さがあります。このビルにも一流企業の支社が拠点として入ります。こちらも明治安田生命の保有ビルです。



更に西に歩を進めると京王プラザホテル札幌が見えてきます。地上22階 499室の大型ホテルで、開業は1982年とすでにかなりクラシックな部類に入ります。京王プラザホテルの背後には新たにタワーマンションが建設中です。



ランドマークが目白押しの南口に対して裏側の北口も再開発が今後、進む予定です。現状、写真の二つの建物が北口では目を引きます。手前のオフィスビルは札幌第1合同庁舎で地上18階建、1986年の完成です。奥のタワーマンションはD’グラフォート札幌ステーションタワーです。地上40階 高さ143.15mの規模で現状においては道内一のタワーマンションです。

札幌では70〜80年代に掛けて高さ70〜90m前後のホテルやオフィスビルが多く建設されました。90年代には殆ど高層ビルは建設されていません。2000年代には前述のJRタワーを皮切りにタワーマンションが多く建設されています。

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  1. 某京都府民 より:

    私は今日、用事で栄の宿泊施設に泊まっているのですが、なぜか名古屋と札幌は微妙に似ていますね。

    今晩、名古屋のテレビ塔を初めて昇りました。雨が降っていましたが、街の中の立地なので夜景は十分楽しめました。栄は高層ビルは少ないですが広場が整備されていて綺麗、名古屋駅前は超高層ビルが非常に迫力のある光景を生んでいました。

    率直に言いますと、名古屋という街は、駅や商業施設があまり洗練されていない部分がまだまだ多いと思いますが、今後の再開発で様子が大きく変わるかもしれません。ちょうど今日、栄広場の新ビルが2024年開業予定だという内容のニュースが発表されましたが、名古屋の動きにも注目したいところです。

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