札幌のランドマークその③は札幌都心部の東側を縦断して流れる創生川沿いに立ち並ぶランドマーク達を紹介したいと思います。この軸を中心としたその両側は札幌で最も高層建築が集中している感があります。
まず最北端にあたるこの建物はプレミスト札幌ターミナルタワーは地上38階 高さ128.1mのタワーマンションで2015年の竣工です。
現在、建設真っ最中のシティタワー札幌は地上31階 高さ105.45mのスタイリッシュなタワーマンションです。隣合うパシフィックタワー札幌」(地上31階、高さ101.01m)とツインタワーのようです。札幌のシティタワーとしては2棟目になります。
北農ビルはJA北海道関連グループの本部ビルで地上20階 高さ94mの高層オフィスビルです。JAが高層ビルというのも北海道の農業の広大さを象徴しているかのようです。クラシックな高層ビルのように見えますが、竣工は2001年と新しいです。
ANAクラウンプラザホテル札幌は創成川沿いに建設された初の高層ビルです。地上26階 高さ96mの高層ホテルで、1974年の完成時には札幌一の高さでした。
ホテルモントレエーデルホフ札幌の入るマルイト札幌ビルは地上22階 高さ93mの高層複合ビルで11階までがオフィス、大きくセットバックした高層部がホテルで構成されるクラシカルな建物です。2000年竣工で、近隣にはホテルモントレ札幌も営業しています。
創成川沿いで最大規模の再開発ビルがさっぽろ創設スクエアです。今年5月末に開業したばかりで、高層棟は地上27階 高さ131m、低層棟は地上9階 延床面積131,891.72平方メートルの規模を誇ります。オフィス主体のビルとしては札幌最高層の建物です。高層棟は北海道テレビ放送の本社、朝日新聞支社等のメディアをはじめとした企業が集積。
低層棟には低層棟の札幌市民交流プラザには札幌文化芸術センター、芸術劇場、図書情報館が入っています。
施設の位置付けや性格性は神戸のバスターミナルビルのコンセプトに近いですね。駅前ではないので、バスターミナル機能は付与されませんでしたが。バスターミナルを含めた再整備は駅前再開発事業として今後、検討される事になります。
そして札幌テレビ塔も創成川沿いに聳えるランドマークの一つです。
創成川を挟んで両サイドに高層建築が多く並びますが、東側はタワーマンションによって占められ、西側は業務ビルやホテルに限られています。ゾーン規制が課さられているのでしょうか。神戸もこうしたゾーンによってのタワーマンション規制導入が望ましく、都心一律禁止にすべきではありません。
創成川の護岸沿いに整備されたのは創成川公園です。大通公園に次ぐ都心のオアシスです。神戸の生田川に近い存在ですね。
地域探訪: 札幌のランドマークその③ 創世川沿いのタワー
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