元町

南京町・豚まん人気店「老祥記」店舗ビルが解体が間もなく完了 新築ビルは南京町のランドマークへ


神戸の人気観光地・南京町は外から見る分にはあまり大きな変化は見られないようですが、内実はコロナ禍から疲弊をまだ引きずっている模様です。



その中心にある南京町広場では新たな変化の時が訪れようとしています。



週末を中心にいつもこの場所で見られる光景は広場を縦断する行列。



豚まんの「老祥記」に並ぶ人々の行列です。現在、東側の仮設店舗で営業中の人気店にも相変わらず午前中から列が出来ていました。



その向かいでは元祖老祥記の店舗ビルの解体撤去工事が進められています。3月から本格的に開始された工事は順調に行われているようです。



既に地上部は完全に姿を消しました。仮囲いには「伝統を紡ぎながら次の100年、南京町の新たなランドマークへ」のキャッチフレーズが。ランドマークと呼べるシンボリックな建物の出現に期待したいですね。



南京町内における現在のランドマーク的な存在は南側のりそな銀行跡地に建設されたドーミーイン神戸元町でしょうか。老祥記のビルはそこまでの大きな規模の建物ではないかと思いますが、デザイン性で勝負して欲しいですね。



南京町広場の西側の南京西路でも今後の開発につながる可能性のある用地が幾つか出現しています。



広場から数メートルの位置に更地が存在します。かつてはレストランの愛京本館 兆記が営業していた場所です。



その向かいにある4階建てのビルも閉館しているようです。今は人がごった返す南京町もコロナ禍では人の気配が全く感じられない時期もありました。



三宮、元町、神戸で再整備や再開発が着々と進む中、南京町は現在の姿を留めおきながら、各々の建物が単独で建て替えを行う形で更新されていくのか、それともどこかの時点で大きな再開発が計画されるような可能性はあるのか。神戸を代表する観光地の一つだけに将来を見据えた南京町の姿を考える必要性がありそうです。

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