兵庫

三菱重工が神戸造船所内に大型オフィスビルを建設



三菱重工業神戸造船所は兵庫区和田崎町の同社敷地内に延床面積面積約4.5万平方メートルの大型オフィスビルを建設する計画です。

同社は既に2017年に同造船所内に地上7階 延床面積約1.2万平方メートルのオフィスビル「Eビル」を完成させており、三菱重工メカトロシステムズの本社機能、総合研究所やICT本部、三菱重工サーマルシステムズが入居しています。

今回の計画はこれを遥かに上回る規模のオフィスビルで、建築面積は4,121.01平方メートル、鉄骨造の地上12階で延床面積45,629.69平方メートル、高さ52.8mとなります。

同社神戸造船所は商船建造から撤退しており、現在は自衛隊の潜水艦建造や原子力発電プラントや関連機器などを製作、海洋調査機器や都市交通システムの開発、宇宙機器の製作等を手掛けており、研究開発センターとしての業務が増加しており、これらに対応する為の設備投資と推測できます。



隣接する川崎重工も神戸造船所敷地内に大型のオフィスビルを建設しました。造船業も時代の波に飲まれて家電産業等と同様に海外の造船業者にシフトしています。既存の重工業は中後進国に譲渡し、より付加価値の高く、技術力の必要な産業への移行は先進国であり続ける為の宿命・必然と言えます。



三菱重工は少し距離がありますが、ハーバランドの目前に迫る川崎重工の敷地が将来的に再開発できるとしたら、どう活用されるべきでしょうか。今度こそ、広大な敷地を使って、世界から人を呼び込むテーマパークを作って欲しいと思います。

関連記事

POSTED COMMENT

  1. ギネス より:

    いつも朝一番に拝見させていただいています。
    こちらの三菱重工の新オフィスの件は同社からプレスリリースとか出てますか?
    もし、出てればURLを教えてもらえると嬉しいです。

  2. kingi より:

    現業職の従業員が減るのは残念ですが
    その代わり研究開発の従業員が増えてくれると
    街に活気が出て嬉しいです

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です