三宮再整備

三宮再整備・東遊園地再整備水景施設・水路が完成 木漏れ日の下の美しい水辺が誕生


東遊園地の北東エントランスエリアで進められていたエレベーターの新設と階段の移設工事が完了しましたが、その東側で同時に行われていた水景・水路のリニューアルについても工事が完成しました。



フラワーロードの西側歩道と東遊園地の一体化が進められていますが、更に歩行空間を拡大する為、幅のあった既存の水路は埋め立て、新たな水路を設ける工事が行われました。



これまでは単に塔から流れ出た水が水路を流れるものでしたが、再整備後には水辺の楽しめる親水空間が設けられました。



この水景に登場したのが天然の白木を使った木製デッキ。



神戸市建設協力会から寄贈された「フラワーロード水辺テラス」です。



デッキの上にはベンチも造作されており、水辺の心地良い憩いゾーンが完成しました。新設されたエレベーターや階段とも綺麗にマッチしています。



新緑の木陰の下で美しい水辺空間が生まれました。とても素晴らしい出来だと思います。



水辺空間から先は幅を大きく狭めた水路が続いています。水路の底はブルーのモザイクタイルをあしらっています。



水路に沿って木製ベンチも設置されました。木漏れ日の中の気持ち良い空間となりました。フラワーロードを歩いていても完全に東遊園地の内部に迷い込んでしまう感覚を覚えます。



水路の南部は植栽帯に沿って流れます。底面は洗い出しコンクリートで仕上げられています。



そして最終的には残された既存の石板彫刻から滝のように水が流れ落ちる水景に到達。



東遊園地らしく落ち着きのある心地良い空間のなりました。東遊園地は非常に洗練された都市公園として、もっと多くの人に訪れて欲しいですね。



既存の水路はひとまずアスファルトで舗装されています。今後は税関線のリニューアル工事が計画されているので、その際に新たなインターロッキング舗装に整備されるものと思われます。



本再整備の完了後も少しずつブラッシュアップを施されている東遊園地。まだ変化は終わらず、フラワーロードに沿ったエリアのリニューアルと南園地の再整備もまだ残されています。今後も目が離せません。

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