三宮再整備

三宮中央通り地下通路リニューアル 今夏に工事着手 年度内にカラフルに生まれ変わる予定



三宮中央通りの地下には地下鉄海岸線の開通に伴って三宮花時計駅前から大丸神戸店が連絡する旧居留地大丸前駅間の全長約400mに通路が整備されました。雨の日等には利便性が高い筈ですが、終日を通じて人の通行量は然程多くなく、賑わいはありません。この通路の活用を促進する事を目的として、開通後初のリニューアルが年度内に実施されるにあたり、神戸市は通りの愛称募集を開始しました。

プロジェクト概要

三宮中央通り地下通路リニューアル

全長400mの単調な地下道を20箇所のゲートで切り分け、それぞれに特異な意匠を施す事で、ウインドウショッピングししながら散歩するかのように、飽きずに通行できるように改修。




サインの役割も兼ねるゲートは様々な色を差し色的に使い、通路を切り分ける。



鮮やかな色から落ち着いた色まで、グラデーショナルに計画された色彩を施して三宮から元町までをつなぐ。

対象エリア 神戸市中央区三宮町1〜2丁目
完成予定 今年度内(今夏着工)

現在の様子



三宮・花時計前駅やさんちかと連絡する東のエントランス部は広場としての機能を持ち、開放感のある空間が広がります。



右側には水盤と画廊のような展示スペースもあり、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。



壁は煉瓦調ですが、床や天井はグレーで少し寒々しい雰囲気もあります。これをリニューアルによってカラフルに彩りを与える事で気分を明るくさせる効果を狙います。



三宮プラッツと接続する広場です。さんちかや阪神神戸三宮駅周りでも採用されている柱を中心とした円形の天井照明が特徴的な空間です。床のデザインパターンも天井に合わせています。



壁には等間隔で案内・広告表示があります。ただ現在は人が殆ど歩いていないので、宣伝効果は期待でぎす、民間の広告はありません。



三宮中央通り地下駐車場入口です。地下通路に直結しています。



生田ロードとの交差の地下部分にも広場空間があります。



不覚にも全くこの地下通路の存在を知らなかったのですが、なんと三宮中央通り地下通路と三宮サンセンタープラザは連絡していました。



グレース神戸等のセンター街内の再開発ビルの地下階にも直結しています。



しかしこの地下道は本当に地下道であり、沿道の建物の地下階とのアクセスは殆どありません。



唯一、連絡しているのは播州信用金庫神戸本部ビルです。



この地下道の使用が上向かないのは三宮中央通りに並ぶ建物との接続がほとんど無い事も大きな要因です。

地階の無い建物もありますが、存在する建物とは接続を促進するべきでした。



リニューアルでカラフルになる事で地下を歩く人の数は一時的には増えるかもしれませんが、抜本的に地下道を利用するニーズを生まなければ、利用促進は難しいのではないかと思われます。今後、建て替えられる沿道の建物は地下道との接続を必須条件とすべきです。

愛称ですが、米国NYのグランドセントラルと三宮中央通りに因んで三宮アンダーグラウンドセントラルなんて名前負けしますかね?長いか?

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POSTED COMMENT

  1. kkbb より:

    チカド三宮とかカレイドさんちかとかどうですかね?
    前者は地下道そのまま。後者は万華鏡(カレイドスコープ)から由来させてます。
    シックで落ち着いた空間はわたしのような老人にはいいのですが、結局、肝心の年配層も歩かないので、若者向けにはウケないことにようやく気付いたようです。

  2. S.Y. Kobe より:

    この地下通路や三宮プラッツに歩行者(利用者)が少ないのは利用目的を持つ人が極めて少ない理由で至極当たり前です。わざわざリニューアルしても所詮は長い地下通路ですから利用者はほとんど増えないと思いますし全く税金の無駄遣いです。

    通路の頭上は最近「ほこみち」に指定されたばかりの三宮中央通りであり、三宮センター街
    も並行してさんちかと大丸を結んでいます。三宮の商業者にとってもショッピングストリートや地上のシンボルロードを多くの来街者に歩いて欲しいはずで、わざわざ予算を付けてタダの地下通路利用者を増やす意味があるのでしょうか。

    神戸市は肝心な中核事業は持てあましていますが、このような費用対効果の薄いサイドメニューが目立ち、金と時間を無駄遣いしている様に思えます。なかでも都市局は特に迷走気味で市民の利益に背反しているように思えます。

  3. 摂津国人 より:

    今回のご提案は以下の3点になります。
    ①照明の抜本的な変更
    ②隣接する建物の地下階への接続
    ③地下ショッピングモール化

    ①照明の抜本的な変更について
    この地下道は暗いのがよくありません。
    写真を拝見しただけでもよくわかるのですが、照明の暗さが通りたくなくなる心理的な障壁になっています。
    今回のリニューアルではその点を排除するために明るい感じに塗装されるようですが、併せて照明も変えるのがいいでしょう。
    以下のような照明はどうでしょうか。

    パナソニック、LEDディスプレイで仮想の天窓を作り出す「天窓照明」
    https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1218586.html

    三菱電機の「青空照明」実物を見てきた。本物の空と区別不能
    https://japanese.engadget.com/jp-2020-02-26-misola.html

    まだこのようなバーチャル天窓になる照明を導入した地下道・地下モールはあまりないので話題になるのではないでしょうか。
    特に③の地下モールと一緒にできれば、集客性も高いと考えた次第です。


    ②隣接する建物の地下階への接続について
    これは記事内でもしん@こべるんさまが仰っての通りです。
    かなり古い京都の四条通の地下道でも隣接する建物の地下階には接続されているのに対し、この地下道は新しい割には工夫がされていません。
    三宮中央通りの地上のほこみちに指定されているので、将来的な地上との行き来の向上のためにも必要だと感じました。
    また、京都のZEST御池のように地上へのエレベーターが複数設置されているとより良いのではないでしょうか(③のショッピングモール化しないのであればエレベーター設置までは難しいでしょうね)。


    ③地下ショッピングモール化について
    さんちかがいい例のはずです。
    今後この地下道は、上述のほこみち、市庁舎2号館、新港町のKPM・atoa、ひいては神戸アリーナへのルートになり得るので、ショッピングモール化するのがいいと思います。
    というか、三宮はこれから南の新港町と北の阪急に賑わいが移っていく可能性は十分にあるでしょう。
    さんちかから南の市庁舎に向かう地下道も同じように単なる地下道でしかありませんので、併せて開発するのはどうでしょうか。
    テナント収入が入れば、①の照明に使えるお金にもなりますし、前向きに考えて欲しいです。
    コロナ禍が続いていますので弱気になるのも無理はないのですが、京都のホテル建設は既にコロナ後を見据えた強気な投資が進んでいるようですので、周回遅れの神戸としてはここはロングで行ってほしいですね。
    上記①②③を併せれば、相当賑わいが生じるものと考えます。

  4. kkbb より:

    摂津国人さんが紹介されている三菱電機の「青空照明」は実にいいですね!
    これはぜひ今回の神戸市都市景観基本計画で紹介してください。思考停止している都市局や景観審議員の頭にガーンと一発喰らわせることが出来るでしょう。
    この技術革新で地下街の基本概念がいっぺんで変わるでしょうね。大型化出来て地下ストリートで青空や星空が広がるなら地下天井を見上げるという発想の転換になり、歩きたくなる地下街として賑わいは間違いなく生まれるでしょう!

    • 摂津国人 より:

      kkbbさま

      ありがとうございます、大先輩のkkbbさまに気に入っていただけてうれしいです。

      > 大型化出来て地下ストリートで青空や星空が広がるなら地下天井を見上げるという発想の転換になり、歩きたくなる地下街として賑わいは間違いなく生まれるでしょう!
      私も同感で、大型のものを設置して地下モールの天井一面が青空だったり、夜空だったりすると強烈なインパクトになると考えております。
      ご提案いただいたように神戸市都市景観基本計画に、大型化も含めて、意見として送っておきました。
      少しでも神戸がよくなるように、ない知恵を絞ってアイデア出しをしているのですが、kkbbさまからの大きな反響は心の糧になりました。
      今後ともご懇意にしてください。

  5. sirokuma より:

    S.Y. Kobe さんが仰る通りだと思います。ここには目的地が無いので現状で投資したところで費用対効果は見込めません。
    建設当時からこの地下通路へ沿線ビルの地下からのアクセスは認めてませんでしたね。その際も既得権があるビル(土地)があり、数件は直結できると聞いたことがありました。播州信用金庫の土地もその内の1件だったと思います。他はどのビルだったかもう忘れましたが、地下出入り口が記された大昔のビルの図面を見た記憶があります。
    その際に図面の持主に何故他はアクセス不可なのか尋ねたら、真偽は不明ですが、センタープラザ他の商店街の反対というふうなことを言っていました。今風に言えば人流が変わると言うんでしょうね。
    気持は、判らないでもないですが、沿線ビルに直結を許していれば、建て替えの際、大きなアドバンテージになりますし、雨の日でも傘無しで、新神戸や梅田エリア・難波エリアへ出かけショッピングを楽しめるなど、市民や来神する人の利便性が向上し街全体が繋がります。
    同時に目的地となるビルが出来る事で利用者も増える。
    元町駅や元町通商店街まで伸ばせば、市民に取り便利で格段に利用者が増えるのに繋がない。
    似たような話では旧東急ハンズまでのアクセスも同じ既存通路の利用が認められたのは撤退後でしたね。何故利用しなかったのか?
    このような眠れる宝(市民サービス・集客・観光資源になりうる)は、神戸市全体にあります。神戸市の都市開発思想は検証し見直す時期に来ていると思います。

  6. ピクニック より:

    地味に昔の観光ポスターとか、昔の街並みの写真を見るのが好きだったので、割とその地下道使ってました。
    同じく好きな人いないかなぁ笑

  7. suma より:

    ⚫︎sirokumaさんが書かれている、なぜ元町通まで繋がないのか?を以前 市に質問したことがあります。返答として「地下に鯉川が流れているので技術上無理」とのことでした。
    ⚫︎ピクニックさん、私も昔の写真を見るのが好きでよく通ります。大丸に行く時は必ず通ります。雨の日は通行する人多いですよ。皆さん通路のことを知っておられる様です。
    ⚫︎あと 複数ある駐車場の出入り口で地上に通じており、この通路 結構便利に使わせてもらっています。
    店舗がないので 冬は寒く夏は暑いのが難点です

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