三宮再整備

三宮クロススクエア 中央幹線一部改良 神戸阪急前バス停工事完成


三宮クロススクエアの先行整備の一環として今年予定された中央幹線改良の一次工事が完成を迎えました。神戸阪急前のバス停の歩道拡幅が完了しています。



このバス停は神戸市バス、阪神バス、神姫バス等の路線バス発着場となっており、これまでは3バースで対応していました。



車道を1車線潰して歩道を拡幅。点字ブロックも埋められました。バースは拡幅された分、外側に押し出されました。屋根の移設は今回は見送られたようです。



西側にバースが1つ新設されました。この追加バースはポートアイランドへ増便される神姫バス専用になります。



路側帯の側溝埋設と歩道の盛り土は途中までに留められました。



コーナー部には仮設ガードレールを置いて、ひとまずこの状態で工事を終えます。



手前のバースが中長距離バス専用で、奥が今回、改修された路線バス専用です。元々、中長距離バスのバースは阪神神戸三宮駅の改修工事と合わせて歩道を拡幅し、車線減少を行っていましたので、今回の工事はその延長のような位置付でした。



この改良工事はポートアイランドへのバス増便に対応するバース設置に伴って、将来的に行う工事を先行的に進めた形です。



二次工事として今夏に三宮東交差点周りの改良工事も実施する予定です。交差点付近の歩道の拡幅、中央分離帯の改修、信号機の歩行者横断時間を短縮し、自動車信号の青時間を延長を行います。2026年までにこの一帯は大きく変貌を遂げる予定ですが、本格的な工事が開始されるのはまだ3〜4年先の話になりほうです。ただJR駅ビルの建設進捗次第では、駅前広場の再整備に伴って一部の工事に先行着手する可能性はあります。駅前広場の再整備を完了させないと、駅ビルの建設開始は叶いません。この動きは来年~再来年度に掛けて現れてくる様相です。

関連記事
神戸三宮阪急ビル

サンキタ通り道路改良工事 縁石敷設が進む アーケードの美装化も進行中 整備後の姿は日比谷仲通へ近付けられるか

2020年8月20日
こべるん ~変化していく神戸~
リニューアル中の神戸阪急ビルに並行するサンキタ通りも再開発と合わせて歩行者専用道路への転換を図る為の再整備工事が開始されています。  …
三宮再整備

2025年問題は起こり得るか? 大阪都心で大型オフィスビル相次ぐ完成 三宮バスターミナルビルへの影響は?

2019年7月17日
こべるん ~変化していく神戸~
新中央区総合庁舎の完成時期遅れに伴って、同様に完成時期が当初の構想から1年遅れの2026年になる模様と思われる雲井通5丁目のバスターミナ …
三宮再整備

三宮再整備・地下鉄三宮駅東コンコース内装改装他工事 改札内コンコースで新しい天井パネルと照明取り付けが開始される!

2024年5月6日
こべるん ~変化していく神戸~
さんちかは2番街や夢広場のリニューアルが完了し、現在は1番街の改修とその中央に通路を新設する工事が進められていますが、同時に進行して …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。