三宮・生田神社の北西、生田警察の南側で計画されている新ホテル「仮称)ホテルモンテエルマーナ神戸」。地上13階建て、5,130.08平方メートルの規模で2016年秋開業を目指しています。
同ホテルは今春閉鎖されたホテルモントレアマリーの跡地に建設されます。現在、まだ旧ホテルの躯体解体撤去工事が進行中です。
ただ地上部はほとんど姿を消し、もう旧ホテルの面影を見ることはできません。解体工事も大詰めです。8月末は5階辺りを解体していました。5階からここまで来るのに2ヶ月を要しました。かなり慎重に工事が進められているようです。
工事の予定表を見てみると、1階の躯体解体が進められている傍らでなんと基礎躯体の構築工事も同時進行で進められていることが分かりました。これは旧ホテルの1階床を再利用しながら逆打ち工法で地下躯体の建設を進めているということでしょうか。工期の短縮が図られているようです。
早く竣工すればする程、外国人観光客の急増の恩恵を早く受けることができます。神戸の主要ホテルの稼働率も高い水準で推移しているようです。大阪・京都はホテル進出ラッシュが続いています。ここ最近の神戸ではだいたい1年に1ホテルのペースで新ホテルが開業しています。
おまけですが、「仮称)ホテルモンテエルマーナ神戸」の建設地に近接して質屋の山地屋が店舗・共同住宅(地上11階・延床面積1347平方メートル)のビルを建設。生和コーポレーションが設計と施工を担当しました。「裏通りにまた賃貸マンションか」と大して期待していなかったのですが、完成した姿を見てビックリ。なんとかなりスタイリッシュな建物です。
神戸の超高層タワーマンションではほぼ不可能な両コーナー部にダイレクトウィンドーを配し、店舗階の上にセットバックした住宅棟を載せています。まだ店舗のテナントは決まっていないようです。
ホテルモントレアマリー建替計画
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