芦屋

地域探訪: 芦屋・JR芦屋駅南地区第二種市街地再開発事業 遂に9月着工に向けて準備が進む


着工に向けて対象地内の既存建物の解体撤去工事が進行するJR芦屋駅南側。JR芦屋駅南地区第二種市街地再開発事業の着工がいよいよ迫っています。前回の取材から既に1年が経過していましたが、まだ現時点でも工事の着手には至っていませんが、秒読みに入った事は確実かと思われます。



南側の市道から更地を挟んで芦屋駅がよく見えるようになりました。今だけ限定の爽快な眺めです。



南側にあった民家2棟も遂に解体が進行していました。長年住み慣れた我が家が解体されるのは寂しいかと思いますが、再開発に参画する意義や地権者としての恩恵によって新居を得られるメリットもあるのかと思います。



その西側のマンションと民家1戸は再開発には参加しませんので、解体の対象ではありません。



国道2号線と新たに整備される駅前広場を結ぶ道路も交通量の増加を踏まえ、より安全性を担保できるよう幅員の拡大が予定されています。しっかりと歩道も確保されるものと思われます。



仮設のコンビニがあった西角の敷地。仮囲いが設置されて解体工事が行われています。敷地全体で仮囲いのあるのはまだこの部分のみです。



内部には油圧ショベルが投入されて瓦礫の撤去が進行中です。南側の駐輪場と合わせて土地が一体化されています。



しかしながらまだ駅の目の前にある千鳥屋宗家とその東隣のビルの2棟のみはまだ健在です。ビルは既に空きとなっているようですが、千鳥屋は未だ営業していました。



これらの建物の解体が完了すると、いよいよ着工に至るものと思われます。このプロジェクトも10年を超える歳月を要してここまで来ました。



遂に掲示された建築計画のお知らせである「特定建築物建築計画の概要」です。計画工期は9月1日から2030年3月末までと3年半を予定しています。かなりの長期工事となります。



最新の敷地計画平面図です。北西側にバス・タクシーロータリー、北東側に一般車用ロータリーを設け、南側にL字の再開発ビルを建設します。



敷地計画としては以前の内容をほぼそのまま踏襲した形です。



建物のデザインや歩行者デッキについては変更が施されています。以前の計画は竹中工務店が設計・施工を担う予定でしたが、最終的には設計は大建設計が担当。施工者はまだ明らかになっていません。歩行者デッキについては、一時期、規模を大幅に縮小する方向性が示されていましたが、イメージパースから再度、一定度の大きさを維持するように見受けられます。一般車用ロータリーの上には人工地盤を設けた広場も想定しているのでしょうか。



再開発ビルは地上11階 地下2階 延床面積16,017.18平方メートルを計画していますが、住戸棟の形状はこれまでの基壇部の上に切り離した状態の2棟を建てるのではなく、並列した上で、2棟の間に各フロアを渡り廊下で繋ぐデザインに変更されています。コストダウンの影響によりオーソドックスな形なのか、角住戸はカーテンウォールで覆われてスタイリッシュなデザインなのかは、ハッキリしない部分が残ります。



地上1-2階は商業施設、3階は公益施設、4-11階は住宅51戸となります。また地下には駐車場や駐輪場が整備されます。



公益施設には図書館の開館が想定されているようです。商業施設には物販、飲食店、クリニック、事務所が想定されています。老朽化が進む南側の再開発ビルからの移転需要も考えられるでしょうか。



敷地西側の旧駐輪場敷地はまだ仮設の管理棟が残っていますが、敷地計画としては、ここに駅前広場が整備される想定です。



しかしながらここに何故か特定建築物建築計画の概要が掲示されており、鉄骨造3階建の駐輪場が建設されるようです。図面やバースには記載がない施設です。地下駐輪場以外にも新たな駐輪場ビルを建設するのか、地下化から計画を変更したのか。



一般車用ロータリーとなる予定の駅東側。現在は再開発ビル建設中の仮設の受け皿として活用されています。



仮設のセブンイレブンはこちらに移転。再開発ビルが完成した暁には、ビル内に再移転するのではないかと思われます。



仮設の平面駐輪場が整備されましたが、駅周辺の駐輪場としてはキャパシティ不足が否めません。



駅前の一帯が巨大な更地となりました。いよいよ9月から本格的な工事が開始されます。基礎工事を担う大型重機が複数稼働する姿がいよいよ見られるでしょう。ようやく新築されたJR芦屋駅の釣り合いの取れる街への変貌を開始します。

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