王子公園再整備

王子公園再整備事業基本設計(東エリア)案の公表 シンボリックなエントランス広場に期待が高まる


神戸市は既に着手している王子公園の再整備計画について、阪急王子公園駅に面した公園のメインエントランス部を司る東エリアの整備計画案を公表しました。これまでは平面駐車場や動物園のエントランスとなっており、シンボリックな場所とは言えない利用方法でした。



今回、整備計画案が示されたのはこの導入部となるエントランス広場や動物園メインゲート、そして動物園と今後、整備される関西学院大の敷地との間のシンボルプロムナード、そして立体駐車場です。



今回の整備計画案の前に示されていた緑の広場の計画案です。動物園やシンボルプロムナード、大学ゾーンへの動線を確保しつつ、シンボルツリーや芝生広場、親水空間を配置する設計でした。



そして今回の最新整備計画案。より詳細に計画が練られています。駅前から広場をシームレスに繋げ、駅から歩行者デッキも整備する事により、歩車分離によるアクセス性向上と動物園のメインエントランスの配置変更を図ります。広場内には親水空間だけでなく、遊具も置かれ、にぎわい施設の導入も検討されており、動物園の来園者だけでなく、公園利用者全体で楽しめる空間として整備されるようです。



エントランス広場のイメージパースです。公園のシンボルとしての体裁と機能が整然と付与されている印象です。これまで複数の大規模公園再整備を進めきた神戸市はそのノウハウを王子公園再整備にも活かそうとしている事が分かります。



南側に再配置される動物園のエントランスゲート。イメージは須磨ジーワールドと同様の新ゲートです。このゲートの北東側ににぎわい施設の設置も検討されているようです。



立体駐車場棟は、エントランス広場の整備によって場所を追われた駐車場を補完するものです。立体化により省スペースで収容台数500台を確保します。



立体駐車場は2棟構成で、南棟の屋上にはテニスコートも整備されます。大学ゾーンを設ける事によって、現在整備開始中の西エリアにこれまでのスポーツ施設を集約を図っていますが、敷地不足は否めない為、こうした立体化による工夫で既存機能の確保を図ります。



駐車場棟の立面図です。北棟は5階建。



南棟の1階はバス専用にも転用できるように計画。屋上のテニスコートは2面を整備。



桜の通り抜けとして親しまれている現在の道路はシンボルプロムナードへとリニューアルが図られます。両側には植栽帯や休憩用のベンチ等も設置される計画です。東側の青谷川沿いも多目的広場や川沿い園地が整備され、自然を活かした緑豊かな憩い空間が誕生します。王子公園の再整備については、その内容に賛否ありますが、王子プールが無くなった事以外は非常に楽しみなリニューアルになるのではないかと考えています。

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