旧居留地

明石町筋に「Schott」がオープン 更なる新規出店とリニューアル開業に期待が高まる


旧居留地・明石町筋の新明海ビル1階はクリスチャン・ディオールが退店した後、空きテナントが続きましたが、昨年にようやくYogiboの旗艦路面店がオープンしたのも束の間、こちらも1年もたずに退店してしまいました。



しかし今回は殆ど間を空けずに新たな後継テナントが出店する至りました。オープンしたのは「Shcott」。ライダースジャケットを筆頭に様々な商品を取り揃えています。



トアロードからの移転拡大リニューアルオープンとなりました。国内で同ブランドを展開するのはTSIホールディングス。ナノ・ユニバース等、多くのブランドを運営しています。今回は長期の出店になる事を期待しています。



明石町筋は北側でトアロードと繋がる都心商業エリアのメインストリートのひとつです。従って中央幹線より南側では絶えず様々な変化を遂げてきました。



BEAMS HOUSEの後継テナント出店の工事がBLOCK31・TESTA神戸旧居留地の1-2階にて進められていますが、未だ後継テナントは判明していません。メゾネットタイプの店舗は売場面積も広く、上下の移動もあるので、借りれるテナントも限られてきます。



しかしこの交差点はハイブランドの集結地の中枢なので中途半端な出店は街の風格にも影響を与えます。思えばThe 45thに無印良品が入っていた時代が懐かしいですね。



リニューアル工事中の旧居留地38番館のエルメスは仮囲いをエルメスカラーに染めました。



神戸空港が国際化し、ウォーターフロントも刷新が続き、都心全体にも来街者が増えて活気が出てきているように見受けられます。神戸の商業最盛期は、買い物やレジャーの選択肢が大阪や神戸の都心のみに限られていましたが、もはや選択肢は阪神間のあちらこちらに点在し、都心地区の一人勝ちという構図は消え失せました。神戸は今、他エリアにはない付加価値の向上によってコト消費による魅力度アップを図る事で来街者を増やし、その恩恵が都心地区の商業活性化に繋がるという循環を創出しようとしています。

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  1. YT より:

    かつてのUGG路面店跡には、デサント神戸路面店ができる予定だそうです。

    京町筋を挟んで、西はメゾンブランドブティック、東はアウトドアブランドブティックが並びますが、最近は高級ブランドだけでなく、インテリアやアウトドアを含めたブランドの大型路面店の出店が増えてますね。

  2. EYESTAR より:

    プロスポーツの試合観戦、
    推しの音楽ライブ鑑賞、
    ご当地有名グルメを堪能、
    海に山にのレジャー、
    観光スポット巡り…。

    皆、コト消費ですからね。
    一定規模以上の大都市ほどその資源は豊富です。
    震災復興を経て神戸もようやく国内・海外の
    観光客にも選ばれる街となって来たように感じます。

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