加納町3丁目交差点に面して東側に立っていたUR布引ビルとイスズベーカリー本社跡地は建物解体後、2023年11月よりコインパーキングとして暫定利用が開始されました。

早くも2年が経過しましたが、ようやく土地の開発に向けた具体的な動きが現地で確認されました。両建物の土地を集約したのは大阪のプレジャーズコーポレーション。

土地の集約をまとめられた手腕は見事でしたが同社がこの2,000平方メートル近くある土地の開発を手掛ける資金力があるかどうかには懐疑的でした。結果として、転売される形で落ち着いたようです。ただこの土地は東西スパンがあまりなく、北側に向かって更に狭まる少し特殊な形状をしており、開発が難しい土地と言えます。

現地では地質ボーリング調査が開始されました。対象は敷地のほぼ中央部にあたります。

この土地を取得したのは、某大手ビジネスホテルチェーンの模様です。神戸にタワマン建設規制が無ければ、間違いなくタワマンになっていた土地でしょう。

神戸におけるホテル需要は再び確実に高まっています。訪日観光客が毎月約5万人、神戸空港経由で日本を訪れ、その約7割が神戸に宿泊しているデータがあります。ただ就航数は週50便程度と、上限の3分の1程度に留まっており、まだまだ伸び代があります。

最近では、コロナ禍前のビジネスホテル建設ラッシュは一旦、落ち着き、現在は大型再開発ビルの上層階に高級ホテルが入居する方向性にシフトしていましたが、ここに来て、再びビジネスホテルの建設プロジェクトも増加し始めました。この布引町は比較的、敷地も大きくタワー型のホテルが建設される可能性もあります。今後の展開が楽しみです。
UR布引ビル・イスズベーカリー本社跡地の開発がいよいよ始動する!?ホテル開発が進行する模様
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