WDBホールディングスが竹中工務店の施工で建設しているWDB三宮ビルは遂に外観および外構が完成し、内装の最終仕上げが進められています。
WDBホールディングスの新本社ビルとして、これに相応しく、また旧居留地という立地環境にも融合する佇まいのオフィスビルとなっています。
コリント様式の列柱が連なる南面ファサードはメインエントランスも設けられており、陰影の深い造形が非常に印象的です。
コリント列柱の奥はピロティとなっており、来館者を暖かく迎え入れるゴージャスな空間です。
メインエントランスです。内側にはシンボリックなエントランスホールが広がります。
西側に抜ける事ができるピロティ。雨風も凌げるので、ゆくゆくは神戸市がストリートピアノを置きそうな予感がします。
南西角に植えられたシンボルツリーです。
江戸町筋に沿った外構。外壁は腰壁の上に列柱が並ぶ落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
柱と柱の間の腰壁の中には照明が仕込まれており、夜間には壁面や柱のライトアップが行われる模様です。夜間景観も素晴らしい建物になりそうで、期待大です。頂部にも何らかの照明演出が行われるのでしょうか。
北西側には地下階の駐車場へのエントランスアプローチがあります。
デザイン性が高い最新のオフィスビル且つ旧居留地という立地も含めて、この新本社屋がWDBホールディングスの企業格を引き上げるでしょう。社員のモチベーション向上にも大きく貢献する筈です。つい最近、私の本業も最新の高層オフィスビルに移転しましたが、やはり働く環境はとても大事である事を実感しています。
このビルの完成と共に江戸町筋の雰囲気もガラリと変わりました。
同じく江戸町筋にて先行稼働した最新オフィスビルの神戸旧居留地91番館。神戸土地建物が保有し、神戸銀行協会を建て替えました。
引き続き同銀行協会が戻った他、アシックスジャパンの関西支社及びグループ企業が2フロアに入居。産業機器を扱う神商社やグループ会社もこの建物に本社を移転しました。残る6フロアはテナント名がありません。ただオフィスナビで募集されているのは8階のみでした。残る3フロアは既にテナントが決まっているのかもしれません。
1階はポトマックがフランス料理レストラン「オノマトペ」を8月にオープンさせる予定で内装工事が進行しています。ランチやカフェ営業も期待できるでしょう。こちらのオープンも楽しみですね。
WDB三宮ビル新築工事 WDBホールディングス新本社屋の外観完成 近隣にはフレンチレストランも開業予定
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