和田興産相生町ビルとプレミスト神戸ハーバーレジデンス

JR神戸駅の西側である相生町・新開地付近の開発プロジェクトの状況です。まずは分譲マンション「ワコーレ」シリーズを手掛ける和田興産が進めているホテルプロジェクトから。



和田興産相生町ビルは地上14階建ての規模で、東横INNが入居するビジネスホテルになります。170室の客室を備え、延床面積は2,875平方メートル。今年の10月の竣工を目指して工事が進められています。



すでに鉄骨建方が完了。建物頂部に東横INN独特のホテル名を冠する大型看板がすでに設置されています。



すでに「東横INNJR神戸駅北口」という正式名称も決定。10月15日のオープンを予定して予約受付までも開始されています。怒涛の勢いでチェーン展開を進めている東横INN。神戸でもすでにこの相生町が4店目となります。



1階部分は他ホテル同様に石造調の仕上がりになっています。最初は心理的に遠いイメージがあり、立地的にどうなのかと思いましたが、JR神戸駅から実際に歩くと10分も掛かりません。意外な需要を掘り起こす可能性があります。



この東横INNの間近で建設中なのが神戸ガス跡地の再開発であるプロジェクト「プレミスト神戸ハーバーレジデンス」です。プレミストはダイワハウスの分譲マンションシリーズです。



神戸ガスビルのアイデンティティだったアールを新マンションも継承するのですが、建築用の仮囲いにまでアールが採用されているのはお茶目ですね。



地上15階、総戸数168と規模の大きなマンションになります。



現地看板を撮影しました。1階部分がアール状になっています。



躯体工事は地上2階まで進んでいます。敷地の形状から付近の大型分譲マンションと同様に東西に長い板状の建物になります。このエリアも分譲マンションが急増しており、街の雰囲気も徐々に変わっているようです。今後、JR神戸駅の北側も再開発されれば更にエリアの注目度は高くなる可能性があります。