JR三ノ宮駅北側駅前には老朽化した狭小ビルが固まる一画があります。駅前広場に面してはグリーンシャポービルも含めて古参ビルが多く立ち並びます。
その1棟である5階建てのビルを丸ごと借り切って出店していた信長書店三宮駅前店が先月26日をもって閉店しました(いかなごんさん、情報ありがとうございました)。
この閉店の前に先立って、三宮センタープラザ店が開店し、事実上、同店が移転した形です。20年近くに渡ってこの場所で営業してきた同店。
非常に気になるのが移転の理由です。地価高騰によって賃料の値上げが提示され、契約期間の満了によって賃貸契約を解消したのか、それともビル老朽化に伴う解体によって契約打ち切りとなったのか。
信長書店の入居していた隣のビルも5階建ですが、こちらも老朽化が進むものの、超一等地だけあってテナントが退店する気配はありません。しかし信長書店のビルの単独建て替えは正直、避けて欲しいです。
三宮では南側や東側で大規模再開発が進行していますが、北側で土地の集約や再開発の機運が醸成される事はないのでしょうか。
これらのビルの面する駅前広場は三宮北交差点の改良工事と共にその形状を変えましたが、まだ舗装を中心に未完成のままです。
年度内には舗装や照明設備の設置が行われる模様です。JR神戸駅前広場の再整備は周辺よ 老朽ビルの建て替えを促進し始めました。三宮エリアの建て替え需要は更に高い筈であり、建物の更新への期待が高まります。
信長書店三宮駅前店閉店・移転 入居ビルの今後はどうなる?
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三宮再整備構想では、ここら辺駅北一帯は今より大きいロータリーになるように描かれているんですが、タワマン条例により1000平米以下の開発が促進されてしまって期待感が薄れてしまいましたね。
JR三ノ宮駅北は南側でもJRタワーやバスターミナルビルⅠ、Ⅱ期以外では、神戸阪急とさんセンタービル建て替え以外は期待薄です。
市行政主導の開発をメインにしたために、デベロッパーにおいしい案件が出にくくしてしまっています。
出来れば日生ビル建て替えと併せて周辺を再開発して欲しいんですがね。
この三ノ宮駅周辺だけでなく、来年の兵庫県知事選で悪評が出ている知事に変わってもらい、兵庫県庁舎建て替えとJR元町駅周辺開発に期待しています。