2年に渡る長期の大規模改修工事もあと2ヵ月足らずの工期を残すのみとなった地下鉄新長田駅のリニューアル。3月中旬の完成に向かって仕上げ作業がラストスパートに入っています。
天井や壁の改修がかなりのエリアで完了する中、最後まで残されているのが柱の美装化です。柱の天井周りを仕上げた上で、最終的には柱本体を仕上げる模様です。
何故か柱の上部周りを円型の鏡面パネルで囲っています。ほぼ鏡と言ってよい程の鏡面度です。柱はデジタルチックな木に見立てたデザインに仕上げられる予定ですが、ここからどう変わっていくのでしょうか。
柱の美装化が完了すると、コンコースのイメージも大きく変化するのではないかと思われます。
JR新長田駅へと連絡する階段・エスカレーターの改修もほぼ完了しているようです。
薄汚れた感のあったあの階段・エスカレーター周りがサイバー感のあるスタイリッシュな空間へと見事に変貌を遂げました。
モノトーンを基調として、間接照明やライン照明を存分に駆使し、ワクワク感のある近未来的な雰囲気に仕立て上げました。
この階段・エスカレーターをモノトーンで纏めたのであれば、やはり地下階コンコースの床も黒の石タイルに刷新して欲しかったです。
改札機周りの天井はまだ新しいパネルの取付が終わっていません。
改札内コンコースの様子です。階段周りと一部の天井の仕上げを残しています。
フェンスの仮囲いのある位置にも改札機が備わると利便性は向上するでしょう。
西側の階段の壁や天井のリニューアルも完了しました。
ホーム階です。西行き下り2番線側の壁のパネル取付はまだ開始されていませんでした。これから一気に設置が進むでしょう。
ホームのほぼ全体における天井パネルと照明や付帯設備の設置は終わったようです。
ホームについてもまだ柱の改修は完了していません。ホームも階上コンコース同様にデジタルチックな木に見立てた柱へとリニューアルされる予定です。
新長田駅のリニューアルが完了すると、次は板宿駅の大規模改修が始まります。三宮駅も階上コンコースのリニューアルが進行中です。三宮駅のホーム階の改修も進める計画があるのでしょうか。新神戸駅もいずれ改修の対象になるのではないかと思われます。
リノベーション神戸・地下鉄新長田駅大規模改修工事 完成まで残る工期は2ヵ月を切る 仕上げ工事はラストスパート
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私もたまに現地を訪れて経過を観察していましたが、やっぱり床がそのまんまってだけで古臭さがのこっているのが非常に残念ですね…。
次の板宿や三宮東コンコースもパース図見ると床タイルは部分的な交換にとどまるみたいですし、全面張替えされた駅は今の所ゼロですね。名谷に期待しておきます。(そして最初期開業駅なのに唯一リニューアルから取り残されている妙法寺…)
数年たってやっぱり床も替えますってなると工事費がかさみますし、大規模というならこの時期に全部やり替えちゃうのが一番いいと思いますが、財政面で厳しいのでしょうかね…。
床が変わらないことには、リノベーションした感じがあんまりしないのでは?と写真を見て思いました。
床が現状維持なのが納得できないのはわかりますが、床まで張り替えるとなると通行路を縮小しないといけなくなりますし、財政的に厳しいのではないでしょうか。
民営化して『神戸地下鉄株式会社』とかになれば話は変わってくるかもしれませんが…まあ無いでしょうね。
多少遅れてでもいずれ張り替えられれば嬉しいかなと思います。