来年11月のリニューアルオープンに向けて改修工事が進められている神戸市立須磨海づり公園。2018年の台風襲来による被災から6年を経て、ようやく営業を再開する事になります。
施設のリニューアルに伴い、施設の運営管理者を特定の民間事業者に委託する事を予定し、この事業者の公募を行ったところ、関西タクト、山陽電気鉄道・ハウスビルシステム共同事業体、ハヤブサの3者が事業案を提出しました。
より沖合にあった第1、第2釣台は撤去され、リニューアル後には、釣台の面積は以前より縮小されますが、その分、施設の充実化が図られます。
最終的に選定された指定管理者候補者は、山陽電気鉄道・ハウスビルシステム共同事業体。指定期間は、2024年11月1日~2030年3月31日を予定し、管理対象は釣台(延長376m)、事務所棟、売店棟、トイレ棟、海浜広場ほかとなっています。
事業案のイメージです。既存の売店棟を刷新し、「SUMAテラス」として改修。須磨の海産物の販売や軽食・ドリンク等のテイクアウト販売も想定されているようです。店内にはイートインのカフェコーナーも設けられる様子が描かれています。
また東側に広がる砂浜沿いは海浜広場として再整備が行われる予定です。
階段周りを改修して、デッキテラスとし、キッチンカーの出店やパラソル付きテーブル、ソファーベンチが設置されて、海辺のリゾートテラスに仕立てられるようです。
釣りのみでなく、総合的な海浜リゾートとして賑わいを生み出す施設となれば、近隣の須磨海浜公園・神戸須磨シーワールドや須磨浦公園と共に神戸ウェストコーストの一部として、活性化に貢献します。やはり山陽電鉄が沿線のリゾート開発に参画するという点は自然で望ましい事かと思われます。
神戸市立須磨海づり公園は2024年11月にリニューアルオープンへ 指定管理者に山陽電気鉄道・ハウスビルシステム共同事業体を決定
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須磨海釣り公園第一第二釣台は、浜辺から約450m程、沖合に突き出ていたので釣り人にとり面白かった。
その立地形状を利用し産まれたのが長い須磨ウキを使ったエビ撒き釣りでした。大きな鯛や鱸が狙えましたが、改修後は難しいでしょうね。ガシラやアコウなど根魚を中心に楽しめると思いますが元々須磨から明石の海浜には無料の釣場も沢山あるので特徴がないと負けてしまいそうです。
ここは海上釣り堀にした方が客は来るし楽しめると思います。後は、駐車場が無いのが致命的なので整備は必須だと思います。
海産物の販売は中途半端になりそう。
ここでやるよりJR垂水駅から徒歩5分程度の垂水漁港なら駐車場も広くて漁港食堂がある水産会館や漁協直売所もあるのでこれらを利用し拡大拡充することでマリンピアから顧客をひっぱれると思います。ここも実に勿体ないポテンシャルがありながら埋もれている海辺の観光資源ですから。