JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅開発準備工事 本格的な広場解体に向けて新たな動線確保の仮設工事が進行開始



駅前広場内ロータリーの閉鎖から既に2週間が経過したJR三ノ宮駅前。タクシーや一般車の乗り入れ制限による混乱も予想されましたが、特に大きな影響は確認されていません。



まだ本格的に広場が閉鎖された訳ではなく、人々が行き来していながらも、ロータリーには車が一切、存在せずに静かで奇妙な空間が生まれています。



そして広場に沿って遂に仮囲いの設置が開始されました!



ミント神戸前からポートライナー駅高架下にまで仮囲いが進出しています。この仮囲いの右端辺りが駅ビルの東端になるので、この位置で仮囲いが留められているのかと思われます。



仮設のタクシー乗り場ですが、あまりタクシーが乗り入れておらず、スーツケースを抱えた旅行者の列が出来ていました。タクシーが必要な地元民は北側広場に向かうのでしょうね。



ポートライナー駅改札前へとアクセスする仮設階段も閉鎖されました。横の通路閉鎖と共に撤去されるでしょう。



駅前広場西側です。中央幹線周りの歩道は既に舗装が撤去されて、仮舗装のアスファルトになっています。



三宮センター交番は完全に撤去が完了し、土が剥き出しになっています。



行われている工事は交番解体のみではありません。工事名称は「JR三ノ宮駅ビル新築他工事に伴う三ノ宮交差点歩道橋仮設スロープ階段設置」。



中央改札から神戸阪急へと続く動線が閉鎖せれる事になる為、中央幹線を跨いで神戸阪急に連絡する歩道橋の北側に新たな動線を設ける必要がある為、三宮センター交番のあった場所に仮設スロープと階段を新設する予定です。



従って今後、多くの人々がこの角を利用する事になります。この動線を嫌う人は、地下通路へと回避するか、西口から写真奥の三宮中央歩道橋を利用して南側へと向かうでしょう。



神戸阪急の集客に影響が出ないか少し心配ではありますが、同百貨店の人の出入りはグランパティオ前の2階正面入口よりは、1階や地下階がメインかと思います。



まだ中央幹線を東西に抜けられなくなった事を認知していない人も多いようで、この先の行き止まりで引き返してくる姿をちらほら見かけます。



この西側のスロープと現広場の南側に新たな東西動線となる仮設歩道橋が設置された後、広場の完全封鎖と本格的な内部解体が開始される事になります。年内はまずこれらの新動線確保の仮設工事がメインになるでしょう。

関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 ヤード全体のアスファルト舗装が進む 旧駅ビル跡全体が広場化へ 暫定利用の長期化は不可避か

2021年5月24日
こべるん ~変化していく神戸~
今月で完了予定とされている三宮ターミナルビルの撤去工事。西側の広場跡地のヤードが今後どうなるのかその成り行きの行方を見守っていましたが、 …
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 7階の解体工事と北面アーケード壁構築 TC逆クライミング

2020年2月15日
こべるん ~変化していく神戸~
皆さんから連日心温まるコメントを頂いており、心がジーンとしています。長くブログを続けるには健康な身体が基本である事を痛感しました。働き方 …

POSTED COMMENT

  1. しろきちさん より:

    三宮エリアがいよいよ本格的に動き出しましたね。
    5年後が大変楽しみです!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です