9月に園内西側ににぎわい施設が集う「松の杜ヴィレッジ」が先行開業し、須磨水族園が閉館しても賑わいが生まれている須磨海浜公園。来年には須磨水族園跡地に一大レジャー施設の神戸須磨シーワールドが開業を予定しており、建設中の各施設がいよいよ完成へ向けて最終段階に入っています。
迫力あるシャチのショーを堪能できたり、シャチが泳ぐ姿を楽しみながら食事ができるオルカレストランも入るオルカスタジアム。その独特な形状の大屋根も完成し、足場の撤去が進んでいます。
イルカよりも大型のシャチが泳ぐプールの大きさからスタジアム自体も大型化しています。
開業後には須磨ビーチからもショーに合わせて観客の大歓声が聞こえ、シャチの大ジャンプ等ももしかしたら見えるのではないかと思われます。
一足早く完成を迎えたドルフィンスタジアム。大屋根下には観客席のベンチも設置が終わっているようです。陽射しを遮る大きな屋根ではありますが、やはり時間帯によっては陽光が当たる席も出てきそうです。
シャチよりもイルカの方が軽量で俊敏なので、ジャンプ力はシャチよりもあるかと思います。
ドルフィンスタジアムの東側には解体中の須磨水族園本館。三角屋根がトレードマークのシンボルが徐々に解体されています。
取材時、南側はまだ三角部分にある特徴的なフレームとガラスが残されていました。
解体後にはオルカスタジアムとドルフィンスタジアムの間に見晴らし広場が誕生します。
北側は既にファサードを失い、空洞になっています。屋根の下にあった赤茶の鉄骨が綺麗な状態です。
建物は既に完成している水族館のアクアライブ棟。この施設の周りの外構工事が進行していますが、北側はまだアスファルトの仮舗装です。
しかし南側はインターロッキング舗装が進行しています。
遂にBE KOBEのモニュメント設置工事も開始されました。
コンクリートの基壇の上にモニュメントが置かれました。夜間にはライトアップされる事になるでしょう。神戸須磨シーワールドにも市外から多くの観光客が訪れる事が想定されます。モニュメントは来場者に人気となるでしょう。
早く園内全体を自由に闊歩できるようにして欲しいですね。
芝生の養生の為、立ち入り制限をしていた芝生広場が開放されました。芝生を楽しむ人々の姿が散見されました。ただ芝はもう枯れ始めていました。
松の杜ヴィレッジにはキッチンカーも多く出店し、にぎわいが定着したようです。週末は北側の駐車場も常に満車です。シーワールド開業後は更にエリアの混雑が進むのでしょうか。
須磨海浜水族園再整備・神戸須磨シーワールド 各施設の総仕上げ中 須磨水族園本館の解体も進む
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11/16には、旧水族園本館は、大屋根の解体が全て終わり両袖の壁を残すのみとなっていました。
あと数日で地上構築物の撤去は終わりそうです。
息子が幼い頃フリーパスを買って通った水族園が、なんだか寂しいですね。
新築建物の裏側には様々な人々の様々な思い出があります。
NHKの解体キングダムで取材してないかなぁ?なんて思いながら現地を後にしました。