明石

地域探訪: 明石・JR明石駅構内の天井改修工事が完了 軽量化され明るさを増したコンコース



昨年11月に訪れて以来の8ヶ月ぶりのJR明石駅です。改札内外のコンコース天井改修工事が進められており、今春には完成していましたが、その仕上がりの確認に行けていませんでした。



リニューアルが完了したJR明石駅改札外のコンコースです。軽量化された天井パネルは非常にシンプルで一切の飾りっ気はありません。



JR三ノ宮駅西口の改札外コンコース天井改修も同様でしたが、ぱっと見は改修前と何かが変わったのか殆ど見分けはつかないでしょう。



ただ照明設備はLED化され、明るさを増しているかと思います。



またパネル自体は軽量化されて安全性や耐震性は向上しているものと思われます。



改札内コンコースの様子です。こちらも改札外同様のパネルが採用されています。



JR西日本の駅舎は、力を入れる駅とそうでない駅との格差が非常に顕著に出ている気がします。観光需要がより高い姫路駅はもっと力が入っています。



無論、姫路駅は新幹線も乗り入れるターミナル駅でもありますが、乗降客数で見れば、明石駅の方が数千人の差ではありますが格上の駅の筈。



しかし商業規模においてもやはり兵庫県下第二都市の玄関口で、新幹線や在来線のターミナルとなる駅との比較では、分が悪いのかもしれません。



しかしながら明石駅では自動ホーム柵の設置工事はJR神戸線・山陽本線ではいち早く導入された駅でもあります。



また高架下商業施設のPiole明石の充実度もJR西日本アーバン開発の運営する施設の中ではトップクラスの内容と規模です。



明石市の住宅地としての人気上昇も手伝って、明石駅前の路線価も上昇に転じています。明石市長選の結果も前任の泉市長の後継となる丸谷氏が当選し、これまでの施策を継続する方針から同市への人口流入は今後も続いていくものと思われます。駅周辺のマンション開発が更に活発化され、乗降客数が更に増えていくと、駅機能にも更なる投資が行われる可能性も出てくるでしょう。



明石駅前の再開発が完了してから早7年。再開発が明石市の人気底上げの一助になった事は言うまでもありません。ハード面とソフト面の双方向からのアプローチが有効である事を同市の施策が証明しています。

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