西神中央駅西側駅前で整備工事が進められていたエスカレーター・エレベーターの設備設置が完了し、遂に共用が開始されました。

駅コンコースから連続した膜素材の大屋根が設置され、雨や陽射しを防いだバリアフリーの新動線が誕生しました。

エスカレーターは上下フル規格。透明感を強調するガラスを多用したデザインです。

エレベータータワーも外壁には全てガラスカーテンウォールを採用。

エスカレーターの階上乗降部付近の様子です。

エレベーターの2階部分です。

西神センターブリッジの基部にあった階段を撤去した上で、改造を施し、バリアフリー動線が整備されました。

1-2階の動線改良によって駅周辺の回遊性が向上し、人の流れが活発化する事が期待されます。

ブリッジの反対側には新たな階段が整備されました。

踊り場を介して180度角度向きを変えて、1階に到達します。

駅前広場の再整備は今後、ロータリーの改造に軸足を移します。一般車・タクシー用のロータリーは南側に拡大が行われています。歩道と車道の境界である新しいエプロンの敷設が進められています。

エプロンが大きく南側に張り出しています。センターブリッジの下を跨ぐ形で、ロータリーが整備されています。ブリッジはロータリーの中央付近に位置する事になりそうです。

ロータリーと駅前広場の再整備は11月末の完成を予定しています。

大屋根下やエスカレーター周りの舗装は現状はアスファルトですが、これは仮舗装です。駅前広場整備と共に最終的にはインターロッキング舗装が行われる予定です。

駅周辺の拠点施設再整備が進み、駅を挟んで東西の往来もこれまで以上に活発になってきた模様です。今秋に予定されているプレンティのリニューアルによって魅力的なテナントが多く集まれば、住宅都市としての西神中央の人気も高められるものと思われます。西宮北口を手本とした再生を目指して欲しいと思います。
リノベーション神戸・西神中央前エレベーター・エスカレーターの新設とロータリー再整備 設備の供用開始
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神戸市内で、栄えている街は歴史的な背景からも基本的に海沿いに立地していますが、西神中央には内陸の住宅地としてその良さを観光面でアピールすれば面白いかもしれません。交通アクセスも悪くないし、ポテンシャルはあると感じます。これは鈴蘭台にも云えることですが。