三宮

八幡通3丁目・葺合南54号線沿いの大月真珠保有ビルの解体が開始される 跡地活用に期待



三宮・八幡通3丁目は、葺合南54号線沿いの上新電機のすぐ南側にあった大月真珠の事務所ビルの解体が開始されました。角地にあたり、周囲にはオフィスビルが立地しています。



建物は低層2階建てで、かなり老朽化が進んでおり、美しく再整備された通りに対して、この立地には景観的にもあまり好ましい状態ではありませんでした。



解体工事は田浦商店の施工で進められており、6月末までの施工期間を予定しています。



大月真珠はこの土地を保有しながら、既存建物の解体に踏み切ったようです。解体後の土地活用にプランはあるのでしょうか。



近年におけるこの通り沿いの開発は、タワーマンションを中心としたもっぱら住宅建設が主で、商業・業務用途のビル開発は皆無でした。国際会館周り以北では、三宮ビル北館やプログレス神戸等のビル建設はありましたが。



ベイシティタワーズ神戸のマンションギャラリーだった角地もまたコインパーキングに戻っています。葺合南54号線には時間貸し駐車場が点在しており、開発余地を残しています。



神戸都心エリア初となったタワーマンション「D’グラフォート神戸三宮タワー」も竣工から20年を経て、初の大規模修繕が進められています。



大月真珠は特別な活用法がない限り、パーキングになってしまう可能性は高いかとは思いますが、同社が土地を手放さずに保有を続ける場合、何らかの不動産活用を行う事になるかと思います。三宮駅からは至近距離にあり、オフィスやテナント需要は強いかと思うので、葺合南54号線における新たなモデルケースとなるようなビル開発が進んでくれると嬉しいですね。

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POSTED COMMENT

  1. 近隣住民 より:

    10月のアスベスト規制前に解体をしたかったようですね。
    跡地はコインパーキングにとりあえずなるそうですよ。

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