ハーバーランド

神戸ハーバーランドumie ノースモール2階に家具・雑貨店が大集結のリニューアルオープン!



昨夏よりドミノ式に進められている神戸ハーバーランドumieのリニューアル。ノースモールのテナントをサウスモールに移転リニューアルさせ、空いた区画に新たなテナントを誘致する形で店舗入れ替えを進めてきました。ノースモール1階西側のイオンスタイルに2階のZARAを移転させ、空いた2階のZARA跡地に家具・雑貨店を集結させる内装工事が行われてきましたが、3月3日(金)に4店舗が一斉にオープンしました。



サウスモールに移転したアパレルブランドのRAGE BLUEの区画に出店したのは雑貨店の「LEAF」。神戸国際会館SOL店やプリコ神戸店に次いで都心エリア3店舗目の出店です。



ZARAのメイン区画跡は三つの店舗区画に分割し、その中で一番大きな区画にオープンしたのはインテリア・服飾雑貨の「KEYUCA」です。



既に以前より出店していたさんちか店は小型店ですが、神戸ハーバーランドumie店は品揃えの豊富なフルラインの大型店で、兵庫県内では阪急西宮ガーデンズに次いでニ店舗目の大型店出店です。



L字型のフロアでは、テーブルやソファー等の大型家具の展示・販売も行っています。



センターストリートにも面しています。3月21日(火)までオープニングフェアを開催しており、ポイント10倍や2,200円以上の購入で、先着1,500名様にノベルティのプレゼントも行われています。



ZARA跡のサブ区画には、モザイク2階から「3COINS+plus」が移転リニューアルオープン。



モザイク店は当初、オシャレ雑貨店のASOKOでしたが、同社が3COINSを運営するPALグループに買収された後、umie店は屋号を3COINS+plusに変更されていました。



今回のリニューアルで、2階に雑貨店の集結を行う事を機にノースモールに移転する運びとなりました。



ZARAの東側の区画を使って出店したのは「PLAZA」です。



センター街地下の三宮店で次いでニ店舗目のオープンとなりました。



ノースモール2階を訪れた人々はこれらの店舗全てを買い回る事になるのではないかと思われます。



さてZARAのメイン区画は西側エントランス前の部分がまだ仮囲いに覆われたままになっています。この部分に出店するテナントは明らかになっていません。



この区画もセンターストリートに面している賑わいにおける重要な場所です。



エントランスに面した人気カフェの「こなな」の向かいという立地ですので、話題性の伴う新たな出店が期待出来るのではないかと思われます。

しかし小出しのリニューアルオープンで話題を引っ張り続ける戦略は来館者を飽きさせない為の常套手段になり掛けているようです。



センターストリートに面したサウスモール2階のyogibo跡には、遂に「J.S.BURGERS CAFE」が復活オープンしました。



昨年1月までは、三宮・ミント神戸2階に出店していましたが、これを閉店。約1年ぶりにハーバーランドで復活を果たしました。

ボリュームたっぷりのアメリカンスタイルのハンバーガーショップです。



オペレーターは複数のアパレルブランドを傘下に抱えるBAYCREW’Sグループで、J.S.BURGERSのみなならず、複数の飲食店ブランドも展開しています。

かつてアパレルの盟主だったワールドやオンワード樫山は、ファストファッションやネット通販の勢いに押されて業績低迷に陥りましたが、BAYCREW’Sやアダストリアといった新興アパレル企業はリアル店舗と通販の双方を駆使し、雑貨やカフェ等も融合させながら、かつての巨人と同じ轍を踏まずに台頭してきました。



ショッピングモールがまだ集客力を維持出来ているのは、こうした新興企業ブランドやファストファッションを中心としたテナントを誘致出来ているからと言えます。今年で開業10周年を迎える神戸ハーバーランドumie。神戸の都心商業地図において不可欠な存在として定着して久しいですが、10〜20代前半の若い世代はかつてのハーバーランドの苦境は知るよしもないでしょう。

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