今年、中核公共施設が次々に完成し、活性化に向けて盛り上げが進む西神中央駅前。その駅前広場もリニューアル工事が終盤に差しかり始めました。当初、プレンティ広場の再整備は12月末を完了予定としていましたが、こちらも例の如く、工事が遅延しており、工期は3月末へと延長されています。
しかしながら工事は大きく進捗を見せており、駅近くに整備されるグリーンルーフの構造が姿を現しました。
鉄骨の支柱と梁に反り返ったフレームの屋根を取り付けています。
屋根にはワイヤーメッシュが被せられおり、蔦植物の緑が成長して、真夏の日差しを遮る自然の屋根を作り出す予定です。
その前には水景施設が構築されました。親がグリーンルーフで涼んでいる中、子供は目の前の水景で水遊びに興じる事になります。
グリーンルーフは思っていたよりも公園中央側に構築されました。
そして既に完成している芝生広場。芝の養生中です。冬に突入したので、枯芝で越冬します。来春以降にはグリーンの絨毯が出現するでしょう。
広場の東側は既にリニューアルがほぼ完了しました。全ての舗装が真新しいインターロッキング舗装ブロックに置き換わり、明るくなりました。
プレンティへとアクセスする階段周りの改修も最終の仕上げに入りました。
ヘリボーンのように組み込まれたナチュラル色のインターロッキング舗装ブロックがまぶです。
奥の花壇や植栽も整然とリニューアルされました。夜間の演出を行うライトアップ用の照明も設置が完了しています。
エキソアレ西神中央とプレンティ間の通路もインターロッキング舗装ブロックの刷新が進められています。
基本的に今回のリニューアル内容は気候の良い季節に広場を楽しむ事を前提としているので、真冬突入期にオープンしても、本格的な活用は期待出来なかったので、来春の供用開始がタイミングとしては最適なのでしょう。真冬に吹きっさらしの広場で何かをしようとは思えません。ただ今後、予定されているプレンティのリニューアルでは広場に面する二番館の1階にはオープンテラスがあり、冬も欧州にあるようなガスストーブで暖かいカフェレストランが出来ると冬の広場も楽しめるのではないかと思います。
リノベーション神戸・西神中央プレンティ広場のリニューアルは工期延長もグリーンルーフ構築等、終盤に差し掛かる
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