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JR神戸駅北口駅前ロータリーに面した角地で建て替えが進められている(仮称)神戸駅前大晶ビル新築工事。地上9階建てのテナントビルとしてまもなく完成を迎える予定です。鉄骨建方完了時の4月から3ヶ月ぶりの取材となりました。
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プロジェクト概要
(仮称)神戸駅前大晶ビル新築工事
所在地 神戸市中央区相生町2-3-4
事業者 大晶興業株式会社
敷地面積 約322m2
建築面積 約282m2
延床面積 約2,419m2
高さ 30.3m
構造 鉄骨造
規模 地上9階
用途 店舗(物販・飲食・クリニック・学習塾)
設計 建築設計工房OKAMOTO
施工 村上工務店
建設状況の様子
遂に足場と養生ネットの撤去が始まり建物の一部のお披露目が開始されました!
驚いたのはまず建物外装色がパースで示されていたアースカラーではない事です。白亜の外観となりました。
良い意味で期待を裏切ってくれました。正直、パースは令和の建物とは思えないまるで昭和の古ビルを連想させるイメージで、完成後への不安な想いを抱いていました。
頂部には「KOBE FRONT PLAZA」の文字が。神戸フロントプラザが施設名称のようです。
外装もパースからコンクリートを塗装する事が予想されていましたが、少なくともファサードはアルミのパネルが取り付けれました。各階のテナント表記を行う看板も取り付けられています。
テナントのクリニックを募集しています。想定されているテナントは、物販、飲食、クリニック、そして学習塾です。
コーナー周りのデザインがどのように変更されているのか。こちらも良い意味で期待を裏切って欲しいと思います。
L字型の建物東側は非常にスパンが小さい為、非常階段をこの位置に設けています。
神戸駅前大晶ビルの建設地にすぐ北東側で新たな建設工事が開始されています。
こちらも神戸駅前大晶ビルを施工している村上工務店が施工を担当します。村上工務店と言えば、旧湊山小学校跡地に誕生した複合施設「NATURE STUDIO」を手掛けたり、東遊園地のにぎわい拠点「URBAN PICNIC」を整備したりと、神戸の話題施設に関与し、急速に注目度を高めている建設会社です。
工事はこの地にあった人気老舗もつ鍋専門店「才谷」の店舗建て替えです。10月には完成を予定しています。
建物の老朽化が進んでいた神戸駅北口エリアで建て替えが少しずつ始まっている事は喜ばしいです。駅前広場のリニューアルにも早期に着手し、更なる建て替えや土地の集約が促進される事を期待したいですね。神戸駅前大晶ビルのテナント誘致が好調であれば、周辺の地権者やビルオーナーも再開発を検討しやすくなりますので、試金石としての役割も果たす事になります。
その神戸駅前大晶ビルを建設している大晶興業が神戸駅前で保有する既存のテナントビル「アークプラザ」で営業している中華料理レストラン「天安閣」が閉店しました。震災までは、大晶ビルで営業していましたが、建物が被災した為、新築されたアークプラザに移転しました。コロナ禍の行動変容に翻弄された上での閉店です。変わりゆく神戸駅前。駅北側も活気溢れる姿を見られる日が来るでしょうか。
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材料によっては昨今の情勢でメーカーの供給不足により仕様変更余儀なくされている可能性があるので
今後のプロジェクトも多少なりともパースが変わる可能性があるかと思います
注目したいところですね