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超高層複合ビルとなるバスターミナルI期ビルを建設する予定の雲井通5丁目再開発地区。いよいよ始動に向けて街区内の既存建物の解体を開始する準備を整えています。先行するのはサンパル。これに勤労会館と中央区総合庁舎の閉館が続き、東横INN神戸三ノ宮2の営業は8月31日までの予定です。
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プロジェクト概要
神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
事業名称 神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者 雲井通5丁目再開発株式会社施行区域 兵庫県神戸市中央区雲井通四丁目345番の一部,346番,347番の一部,同五丁目301番, 302番,303番,317番,318番,319番,320番の一部,322番の一部, 323番, 324番,
敷地面積 約8,230㎡
延床面積 約98,900㎡
建物構造 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造
階数/高さ 地下2階 地上32階 塔屋1階/約164m
主要用途 商業施設、バスターミナル施設、公益施設、業務施設、宿泊施設 公共施設
市道葺合南146号線を幅員18mに道路拡幅
バスターミナル
アトリウム空間
三宮図書館
EVO HOTEL KOBE
サンパルのあじさい通り沿いの店舗はほぼ全店が退去・閉店しました。建物は今月いっぱいで閉館します。
敷地内の地質ボーリング調査が進行しています。昨年に中央区総合庁舎周りでは調査が行われていましたが、ここに来てサンパル周りでの調査も本格化しました。
あじさい通りや葺合南146号線も再開発と共に幅員が拡大されます。電柱・電線の地中化も進められるでしょう。これまでも複数の再開発ビルが多くの街区を占めながらも、裏通り・裏街感が強かった三宮東エリア。約1ヘクタールに及ぶ旭通4丁目再開発もこのエリアの性格性を変えるには至りませんでしたが、今回の大規模再開発では交通・業務・文化・集客拠点という都心中枢機能を与えられる事になります。周辺部がこれによりどのように変化するのか非常に興味深いです。
今週にまだ営業していた幾つかの店舗も閉店しました。
ベーカリーのケルンのみはまだ暫く営業を継続するようです。6月から建物内装の解体は開始される模様です。
サンパル地下階の飲食店街。こうした裏通りの建物群が丸ごと再開発されて、表通り化した実例はあまりないのではないかと思われます。
神戸は再開発が早くに進んだ都市でもある為、こうした再開発ビルが現在、一斉に老朽化に直面しています。
サンパルとサンシティを結ぶ地下通路も閉鎖されます。
そして空中廊下も閉鎖の上、解体と同時に撤去される事になります。
東横INNを除き、仮囲いによって街区一帯の完全封鎖が始まるのは8月頃でしょうか。神戸市勤労開館は7月1日から閉館します。新中央区総合庁舎は7月19日から供用開始予定です。既に進出ホテルについては個別に発表されましたが、施設全体についての概要発表はそろそろ行われるべきかと思います。
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サンパルとサンシティの周辺は、何となく「裏通り」「駅裏」の印象が強いです。旧新聞会館の東側も、殆ど記憶がありません。つまり、行って無いという事。この場所にミント神戸に繋がる大バスターミナル、区役所、図書館、大ホール、一等地のオフィスビル、一流ホテルで計10万平米32階建。素晴らしいですね。なんかワクワクします(笑)。地区統一のイメージの良い統一したネーミングが欲しいです。出来るならば神戸の玄関ですから、夢を見せて欲しいです。その為には小汚い零細企業、零細商店はナシにしてもらいたいですね。
着々と実現に向かっていて安心感があります。YouTubeでこのバスターミナルやJR三ノ宮駅ビルを3DモデルにしてGoogle map上の三宮に配置した動画を見つけたのですが、三宮の将来像が見れてとてもワクワクするので、ご興味がありましたらご覧になってください。