ウォーターフロント

ポーアイしおさい公園から眺める神戸都心2022初夏 将来像に想いを馳せる



天気に恵まれたGW後半は気持ちの良い晴天が続き、まさに撮影日和でした。こんな日のポーアイしおさい公園から見渡す神戸の街は非常に美しく映えます。都心域全体が見渡せるのでその開放感は唯一無二かと思います。



三宮駅方面は超高層ビルが林立しますが、4年後の2026年頃にはシティータワー神戸三宮とANAクラウンプラザホテル新神戸の間に雲井通5丁目再開発のバスターミナルビルが聳えてくる事になります。そして6年後の2028年頃には神戸国際開館の背後にJR新駅ビルが頭を出してくるでしょう。



新港町ではベイシティタワーズ神戸WESTが既に最高部に達しています。2年後の2024年にはNTTドコモビルの前に被るようにEASTが立ち上がるでしょう。また同時期には手前の突堤に神戸スマートアリーナが姿を現し、背後の住友倉庫も解体撤去されているものと思われます。2030年頃までにはその跡地に新たな業務棟やホテル棟が立ち並んでいるもしれません。



2023年にはポートタワーが再びその姿を現し、屋上テラスが整備された新たな形状で営業を再開します。メリケンパーク・ハーバーランドエリアで、この公園から眺めて確認できる大きな将来の変化は今のところそれくらいですが、解体中のアニヴェルセル神戸跡地に高層建築が出来ると、より華やかさを増すでしょう。



後はウォーターフロント地区東側の再開発が今後、どのように展開していくのか。埠頭、岸壁沿いの三菱倉庫や三井倉庫等の大型倉庫群も10年以内に姿を消している事になるのではないかと思います。



ようやく神戸も国内の他大都市と比較できるレベルでの再開発案件が揃ってきましたが、まだまだ課題は山積しています。競争力を高める為の材料には恵まれているので、あとはどう上手く活かすか。都市経営の手腕が問われています。

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  1. kkbb より:

    3/30にJRの三ノ宮駅ビルの建築計画が発表されましたが、その翌々日の4/1にビーナステラスからの眺望景観基準が施行されています。JRの発表はこう考えるとビーナス~眺望基準施行に合わせたのかと思います。(一応、JR三ノ宮駅周辺は規制から外れてるんですがね)
    しおさい公園、ビーナステラスの眺望基準の規制はホントにうっとうしいですね。
    これらの眺望景観基準には下記のような適用除外の項目があります。

    1 次のいずれかに該当する区域内においては、建築物又は工作物の幅の基準は適用しない。
    (1) 都市計画法第8条第1項第3号に規定する⾼度利用地区
    (2) 同法第8条第1項第4号に規定する特定街区
    (3) 同法第8条第1項第4号の2に規定する都市再生特別地区
    (4) 同法第12条の5第3項に規定する再開発等促進区
    (5) 同法第12条の8及び第12条の10に規定する地区整備計画の区域
    2 本基準の適用の際、現に存する建築物又は工作物の建て替えで、、建築物又は工作物の幅の基準に
    適合させることが困難なものについて、神⼾市が都市景観審議会の意⾒を受けて認める場合は、当
    該基準によらないことができる。

    三宮やウォーターフロントは都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域に指定されていて、本来これらの眺望規制は適用除外されるはずなんですがね。税制優遇ぐらいで十分には利用されている様子がありません。もっと自由に再開発されてもいい訳です。
    市長と市幹部、神戸市都市景観審議会はこれらの適用を躊躇したり、渋っているようです。市が行ったデベロッパーや企業の意見調査では、神戸は発展のポテンシャルはあると口を揃えているのに、口に出さないが規制が足を引っ張ていると企業側は思っていると感じます。
    本来、京都のような規制まみれの都市にしてはいけないと思います。その証拠にいくら規制をかけても神戸の超高層ビル案件はいくらでも出てきます。
    つまり神戸の街を超高層化するのは「宿命」なのです。
    当然、のべつ幕なしという訳ではありませんが、個人的には、住友のシティタワー神戸三宮が神戸最高層なのが気に入りません。
    三宮でなくてもいい、ポートアイランドでもいいから本物のランドマークタワーが欲しいです。

  2. sirokuma より:

    kkbbさんのおっしゃるように、神戸はポテンシャルを秘めた町なんです。
    ポテンシャルがあるから複数の超高層が建築されてきたのです。至極当たり前のことですが、ポテンシャルのないところでは、超高層を望んでもデべは建設してはくれません。
    神戸市長と都市景観審議会は企業の投資の芽をどれほど踏みつぶしてきたか全く自覚がないようです。失われた経済的な利益もね。

    大阪のベッドタウンにならないと宣言したのは超高層レジを作らないということだったのでしょうか?
    計らずもこの目標は達成したようで、今や大阪の人は市内への居住を志向しています。一方、神戸ブランドは大きく毀損したのです。
    久元さんは誰と戦っているのでしょうか?根拠の薄弱な懐古主義と人口減斜社会への行き過ぎた反応を軸とした神戸市の都市開発は、ミスリードであったと今更ながら思います。

    現在の地価と建築費・材木や鉄などの建築資材等、企業物価の高騰は世界的枠組みの中で起きており沈静化が期待薄の中、神戸市の各種都市計画上の制限は企業の新たな開発を阻み続けるでしょう。

    今神戸市に必要なことは、かつての福岡市のように、どうすれば、なにをしたら?投資してくれますか?と企業に直接問いかけ意見・ニーズを聞くところからやり直すことだと思います。

    • しん@こべるん より:

      本当にその通りですね。なぜこの事が理解できないのでしょう。他と異なる事に異様に固執し、それに自己満足している。やはりしがらみのない首長にしか変える事はできないのでしょうか。

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