明石

地域探訪: 明石・国道2号明石駅前交差点改良が完成



明石駅前の再開発完了以来、5年ぶりに取材で明石を訪れました。明石駅前には数度、出向きましたが、5年も取材をしていなかった事に自分でもビックリしてしまいました。そして再開発ビルのパピオス明石の完成から5年以上が経過している事にも驚きました。



最後に心残りになっていたのは、駅前再開発完了後にもまだ途上だった国道2号線の明石駅前交差点改良プロジェクトの行方です。泉房穂明石市長の暴言・パワハラ発言がスキャンダルになってしまった事で全国的にも話題になった公共事業でその行く先が危ぶまれた時期もありました。しかし今年3月に事業の完了が同市より発表されました。



事業中だった5年前の様子です。2号線の西行き・東行き共に2車線で、右左折車による交通渋滞が酷く、交通事故も多発していました。



改良事業が完了した交差点周りの様子です。歩道も拡幅されて段差解消によるバリアフリー化も図られました。



沿道の土地買収によって道路が拡幅され、車線も増やされ、歩道も大きくなり、車も人もスムーズに通行ができるようになりました。



事業完了前の様子です。交差点周りの建物が減築された事が分かります。



交差点周りの歩道は全てインターロッキング舗装ブロックが刷新され、信号機も更新が行われました。

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以前の横断歩道の位置です。歩行者が道路を直進するには横断歩道を渡って少し北側に回り込む必要がありました。



改良工事後は横断歩道を渡って、ほぼ直進する事ができます。



歩道の幅員も拡大しました。

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日新信用金庫の建物の位置で道路の拡幅がどのように行われたのかがよく分かります。



道路はスッキリしたのですが、電線の地中化は進める事ができなかったのでしょうか。それとも電気ケーブルの共同溝は埋設されており、今後、順次、地中化が行われていくのでしょうか。



JR明石駅構内は人々で混雑し、駅から出ても駅前広場も活気に溢れていました。再開発が終わって5年が経過し、再開発ビルの開業と合わせて行われたエキナカ商業施設のピオレ明石のリニューアルが確実に効果として定着している事を実感しました。



明石市は人口増の施策に成功しています。明石駅前の再開発もその一環でした。今後は市役所の建て替えや明石港周辺の再整備も計画しており、大阪・神戸のベッドタウンとしての位置付けだけでなく、観光都市としての魅力向上も図る予定です。



驚いたのはJR明石駅の3・4番ホームには既に上下線の双方にホーム柵の設置が終わっていた事です。神戸市内ではまだ三ノ宮駅も神戸駅も設置工事中なので、明石の方が一歩先に進んでいる事になります。



おまけですが、明石訪問時はちょうど昼時でした。明石漁港の地魚が食べたくなったので、地元のお店に入る事にしました。訪れたのは魚の棚の西側入口付近にある季節料理・藤原。



特上海鮮丼の定食を注文。1,000円でお釣りが来ます。日替わり定食は1コインの500円。コスパに優れた定食メニューが並びます。



海鮮丼に乗る刺身は新鮮で美味でした。神戸にも垂水や長田漁港があり、立派な中央卸市場もあります。瀬戸内の新鮮な魚介をもっと全面的に売りにできないものでしょうか。

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