三宮再整備

三宮プラッツ地下1階改修工事 プロジェクトが完成を迎える 緑のオアシス化が完了



今後、リニューアル工事が行われる予定の三宮中央通りの地下通路に接続し、中継地点的なボイドの役割を果たす三宮プラッツは、2年前のリニューアルに加えて、昨年11月より地下1階部分を中心とした更なる改修工事が進められてきました。



地下中1階から地下階へのアクセスとなる鉄骨階段やその周りの床タイル等が全て刷新されました。



新しい案内表示も取り付けられました。三宮中央通りの新たな愛称である「サンポチカ」も表示されています。



ただこの階段の刷新に気づく人はなかなかいないのではないかと思われます。



階段下に新設された植栽プランターです。シンボルツリーが植樹されました。



植栽プランター周りも床タイルが刷新されています。



美装化の完了した地下1階ですが、現在は駐車場利用者のみが使用するのみに限られます。



サンポチカの完成でこのボイド空間のにぎわい拠点化が進むでしょうか。



植樹されたシンボルツリーですが、まだ若木である為、その存在感は殆どありません。成長すると、地下中1階にまで到達し、緑のオアシスに相応しい空間になるまでどれくらいの期間を要するでしょうか。



地上階から地中1階間の南側の階段脇の植栽にも新しい若木が植樹されました。これらも今後の成長によって景観は大きく変わっていく事になります。



なかなか三宮プラッツの有効活用が進まない中ではありますが、世の中、感染対策が取られればイベントの開催も可能になりつつあります。サンポチカは今春に改修工事を終える予定でしたが、昨秋の工事入札は不調打切、12月の再入札も中止となり、その後の状況は不明のままです。

関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

景観デザインコード資料から読み解くJR新駅ビルの配置とボイド空間の設定内容 年内の都市計画決定を目指すか

2022年3月19日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸市の都市景観審議会で協議されている三宮駅周辺の再整備・再開発に伴い、三宮クロススクエアが計画されるフラワーロードと中央幹線の道路上の …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です