本格的な解体撤去工事が進行中の加納町交差点前に鎮座していた巨大ビル・布引アパート。解体工事を進めているのは浦島組。昨夏から解体準備が開始された後、12月には建物全体が足場と防音パネルに覆われました。
かなり床面積の大きな建物ですが、重機を使って上層階から解体が進行しています。既に上層フロアの撤去がかなり進んでいるようで、建物が縮小を始めているのが分かります。
このペースで解体が進んでいくと、5月までには地上部は撤去が完了するのではないかと思われます。
高所から解体中の上部を確認してみると、複数の油圧ショベルが稼働してフロアを瓦礫にしている様子が分かります。右奥にはエレベーター塔が残された状態である事が確認できます。
多くの雑居ビルやマンションに囲まれたエリアです。再開発にはコロナの収束が必須となるでしょう。
巷では西武グループが保有するホテル群を一斉に譲渡したり、セブンアンドアイがそごう・西武の売却を進めていたりと、不動産、流通における淘汰、再編が進行しています。いずれはこうなる事は必然だったのかもしれませんが、コロナが加速させたのではないかと思います。
神戸の不動産もかつてダイエーが抱えていたホテルや商業施設が売却されました。その後、うまく運営を続けている施設、混迷を極めている施設と明暗は分かれています。この物件もURは自社での再開発は避けて、売却しました。もし土地が細分化されて、賃貸マンションが縦列するような事になれば、何の為の都心機能誘導規制なのか分からなくなります。ただ活用が難しい土地なのは確かです。
布引アパートの解体撤去工事が着々と進行中 解体ペースはかなり速め?5月までには地上部消滅か
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布引ビルに加え、イスズ本社も解体され、一体開発されるようです。
イスズ工場は春に長田に移転です。
加納町はタワマン禁止地区ではないようですよ。
長田に移転するのですね。ただこの土地は都心機能誘導地区には組み込まれていますよ。住宅は400%制限が掛かっています。
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/26546/210602.pdf
都心機能誘導するわりには景観条例や建築規制など再開発のやる気を削ぐ矛盾した制度を導入しているのが理解できません。
今の神戸市はこうした矛盾が多く見受けられ、活力を削いでしまっています。何がしたいのか正直分かりかねます。
どこの事か分かりませんが、楽しみですね!
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/12625/d127.pdf
https://www.city.kobe.lg.jp/a30028/shise/kekaku/jutakutoshikyoku/scene/designkyougi/index.html
明日の記事で取り上げる予定です。期待と不安半々のプロジェクトになりそうです。
今日チラシが届いてました
東横系がビジネスホテル作るようです
2/19に国際会館で説明会開催されるとのこと
東横インが進出するのは布引アパート跡ではなく、南側の布引町4丁目のようです。