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阪急神戸三宮駅周辺の再開発・再整備の最終仕上げとして、進行中のさんきたアモーレ広場周辺の再整備。今夏の完成予定で整備工事が進行しています。広場の完成によって駅北側の歩行者優先空間がします。
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プロジェクト概要
さんきたアモーレ広場改良工事
円や円盤をベンチや日除けとしたアート作品のような造形で洗練された空間を演出し、夜景の照明演出にも間接照明と反射盤によって広場を照らす効果を持たせる。発注者 阪急電鉄
所在地 神戸市中央区加納町4-2
床面積 約1,000㎡
コンセプトデザイン 津川恵理氏作「Leave on Nature」
施工 森組
完成予定 2021年夏頃
再整備状況の様子
仮囲いの内部では広場内に設置される予定のオブジェやベンチ等の基礎構築が進行しています。
鉄筋コンクリートの基礎が築かれています。結構、しっかりとした基礎です。
リニューアルされたサンキタ通りには思った程、緑が無いので、アモーレ広場にはもっと木々が青々とした空間になって欲しいと思います。以前の広場も夏場の木陰は重宝する存在だったので、この点は踏襲して欲しいと思います。
そして遂に広場に面したテナントビルの「ステラ三宮ビル」の3-5階に渡る壁面に大型ビジョンの設置工事が開始されました。
以前よりこの壁面にビジョン設置が望ましいと考えていましたが、この願いが成就します。
生まれ変わるさんきたアモーレ広場は以前以上に賑わい空間としての役割が強まる事が確実です。フラワーロードの横断歩道が広場の北東側に移設されるので、この広場の動線交錯点としての拠点性が高められます。
ビジョンの設置工事を行なっているのはなんと電通です。そして発注者はネスレ日本です。建物を保有するのは神戸市の外郭団体であり、ポートライナーを運行する神戸新交通ですが、壁面広告は長年、ネスレが広告を出してきました。ビジョン設置には神戸市から助成金が出されているようです。
三宮の主だった大型ビジョンは現在、ミント神戸にあるのみです。街中の大型ビジョンは90年代後半から急激に増え、活気ある街の象徴的な存在で、ビジョンが取り巻く渋谷のスクランブル交差点は世界的にも有名となりました。しかしその後、維持管理や運営の難しさもあって、一等地でなければ成り立ち難いようでブームが過ぎると、多くが撤去されました。駅前広場のような場所では広告宣伝効果も高いと思われ、公共性の観点からも重要視されるので、このビジョンは長期運営されるものと期待できるでしょう。
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